【必見!】米国銀行口座の知られざる秘密とは?

Home 9 海外PB・海外銀行 9 【必見!】米国銀行口座の知られざる秘密とは?

アメリカには多くのビジネスチャンスがあり、世界経済をリードする超大国であるという認識は、誰にも共通していることでしょう。もし、皆さんが最高の銀行を求めるなら、アメリカ内に様々な選択肢があります。しかし、アメリカで銀行口座を持つにあたり、いくつか注意すべきこともあります。例えば、アメリカに口座があれば、1回も入国しなくても税金から取られてしまいます。

こういうコスト面を考え始めると、アメリカに口座開設するのをためらいたくなるかもしれませんが、しかしながらアメリカ人以外にとっては、米国で銀行を利用することには非常に大きなメリットがあります。そこで今回は、アメリカの銀行事情、アメリカ人以外がアメリカの銀行口座を利用するメリットを解説します。

 

【意外な事実】不完全な米国の銀行システム

意外に思われるかもしれませんが、アメリカの多くの銀行はグローバルに活動する顧客を持つことに慣れていません。またアメリカの銀行にオンラインでアクセスしようとした際に、とあるクライアントが別の国からログインしようとしたためにオンライン・バンキングが凍結されたという話もあります。EU圏内であるにもかかわらず凍結される事態が起きました。

とはいえ、全てのアメリカの銀行が頻繁に顧客の資産を凍結するわけではありませんので、それほど神経質になる必要はありません。

中でも、信用金庫などの小規模な金融機関は、送金による様々なリスクを回避しようとして顧客の口座を凍結する場合があります。そのため、海外との取引を始めたりすると事前の警告なしに口座を閉鎖されることがあります。現地に移住して生活するために口座を開設するのではなく、個人または事業の送金目的で口座開設する際には、小規模な銀行を避けるのが賢明です。

 

開設するなら中堅の銀行がベスト!?

大規模の銀行に口座開設するのも良いですが、金融商品の紹介・口座開設の案内などオファーが激しく行われます。無論、オファーを断ることも可能ですが、担当者の機嫌を損ねてしまう可能性がありますのでちょっと厄介です。

そうなりますと、アメリカで銀行口座を開設するなら小規模でもなく、大規模でもなく中間あたりがベストです。可能であれば国際的な結びつきもある銀行を選択すると尚更良いです。資金次第ですが、様々な人たちとのコネクションを得るチャンスがあります。

また、ネットバンクの誇大広告を鵜呑みにしないことも大切です。よくあるのは外国人(アメリカ人以外)がアメリカで銀行口座を開設できるかどうか問題になります。古くからある銀行であれば、気にする問題ではありません。

 

しかし、ネットバンクのような新興企業は、ギリギリの利幅と規制のラインの狭間で経営が行われています。とあるアメリカの銀行では「ATM手数料:無料」を謳い文句にしていますが、海外ATM(アメリカ以外)では有料で、無料で引き出すにはアメリカ国内のATMでなければならないというケースがありました。

目先のお得に惹きつけられて手数料などを大きく差し引かれるケースもありますので、よくATMや送金などの手数料を綿密に確認した上で開設する必要があります。米国駐在員が米国の銀行口座を維持すべき理由
アメリカの銀行口座は、アメリカに戻るつもりがなくても駐在員にとって便利なものです。実は、アメリカを通じてオフショア(海外法人)を設計しようとする人たちは、多くの場合、アメリカの銀行口座を非常に大切にします。

アメリカ国内の銀行口座は非常に重要な役割を果たします。なぜなら、アメリカで発生した請求書やその他の経費を支払うことができるからです。口座だけでなく、現地のアメックスのカードなど、時間と労力をかけて手に入れたものは、残しておく価値があるかもしれません。 世界を見渡して、すぐに同等の口座が見つけて、開設するのは難しいからです。

また、連邦預金保険公社(FDIC)25万ドル(3200万円)までの預金を保証しています。日本国内の銀行であれば1000万円が限度ですのでかなりの額が保証されます。税的な面で問題がなければ、資産の一部をアメリカの管轄内に置いておくことが理にかなっていることが多いです。

まとめ

アメリカの銀行は、オフショア銀行業界で高い評価を得ています。正しく利用すれば他国ではない非常にユニークな銀行サービスを受けることができます。とはいえ、デメリットを抑えて利益を得るには、手数料などの入念な下調べが重要です。

あまり大きな声で言えませんが、アメリカにはあなたを表計算ソフトの数字のひとつとしか見ない多国籍企業から、口座や海外取引にゼロが多すぎると怖気づく地元の信用組合まで、実にさまざまな銀行があります。

理想的なのは、個人的に直接コンタクトできる中堅銀行を見つけることです。あなたのグローバルな金融戦略を展開するのであれば、相性の良い銀行を持つことは、短期的にも長期的にも非常に重要です。

n202306-banner

【誰でも開設不可!?】プライベートバンク口座開設の審査の実態

プライベートバンクは、世界中の人で開設することができます。しかし、一部の国に住む人は、海外のプライベートバンクを口座開設することは難しいです。...

【富裕層だけが知っている!】セカンドパスポートが手に入る8つの国とは?

第2の住まいや第2のパスポートを取得したいと思う富裕層が増えている一方で、寄付をするのは気が進まないという声を聞くことが多くなりました。投資によってもたらされる居住権や市民権を手に入れるために、高額な不動産を購入したり、管理したりといった面倒なことはしたくありません。...

【マル秘】自国民の移住を阻むアジアの謎の国とは?

2020年は様々な変化があった年でした。世界で起きた混乱は意図しない結果を招いたために、誰もが他の選択肢を模索しましたが、最高の待遇を受けられる場所に行くことが難しくなってしまいました。各地域の政府が移住するのを阻むことについて解説します。さて、2020年は通常とは異なる1年でした。例えばアメリカ政府は市民権を交付することがこれまで以上に難しくなっています。なぜなら、大使館・領事館が予約を受け付け...

欧州の富裕層がドンドン集まるリヒテンシュタインの正体とは?

ヨーロッパの小国リヒテンシュタインを貫く幹線道路ランド通りは、見た目にはわからないが世界で最も交通量の多い銀行通りの1つです。オーストリアのフェルトキルヒからスイスのザルガンスまで車で30分もかからない間にある小さな国ですが、よく話題にもなりますが小さな国ほど安全な場所であることが多いです。...

【海外富裕層だけが知る】リヒテンシュタインプライベートバンクの実態に迫る

あなたの資産を管理・拡大するための信頼できるパートナーをお探しなら、リヒテンシュタインのプライベートバンクは最適な選択肢です。プライベートバンクで200年以上の経験を持つリヒテンシュタインのプライベートバンクは、富裕層向けに特別にカスタマイズされた幅広いサービスを提供しています。 ...

【多くの人が見逃している】海外銀行口座を開設すべきメリットとは?

これまで私たちGPCでは、世界各国の銀行口座を分析・研究し、海外の銀行の良いところを見ることがあれば、悪いところも見てきました。しかし、多くの人々は、世界中の銀行口座を持つことのメリットを理解していないと思うのです。そこで、株式投資家や暗号通貨投資家であっても、世界中に銀行口座を持つべき最高の理由を紹介します。...

【海外富裕層がコッソリ行う】金融危機に備える資産保全術とは?

最近のコロナウイルスによる市場のパニックを始め、金融危機はいつでも、どんな理由でも起こりうります。不況、世界的な疫病、戦争、政変など、市場は急変する可能性があり、それに備えておく必要があります。例えば、資産をまるですべての卵を一つのカゴに盛るようにすると、金融が混乱した際に不都合が生じる可能性も0ではありません。政府があなたの富へのアクセスを制限する可能性があるからです。また世界を完全に終わらせる...

【資産保護へ】海外オフショアを開設する意外なメリットとは?

多くの人は、FATCAやCRS(共通報告基準)が実施され、銀行機密が死滅した今、オフショア銀行を開設する意味があるのか疑問に持つ人がいるかもしれません。なぜ、オフショアに資金を移動させるのか?お金を隠すことができないなら、海外に銀行を作る目的は何ですか?と疑問を持っている人がいるかと思います。 ...

アメックスセンチュリオンのメリットと意外な入手方法

アメックス・センチュリオンカードを持つことは、ステータスと豊かさの証です。この超高級クレジットカードには多くの特典があり、市場で最高レベルのサービスを享受することができます。ここでは、アメックスセンチュリオンを持つことで得られるメリットを紹介します。そして記事の一番最後には、アメックスセンチュリオンカードの意外な入手ルートを2つ紹介します。 1.世界最高峰のコンシェルジュ サービスを提供...

海外タックスヘイブンと日本の税制の違いとは?|富裕層におすすめの節税方法と注意点まとめ

近年、世界中でタックスヘイブンが注目されています。タックスヘイブンとは、低税率や無税化などの税制度が導入され、海外の企業や富裕層にとって非常に魅力的な場所のことを指します。一方で、タックスヘイブンを利用することで節税を行うことができますが、それにはリスクが伴います。本記事では、日本の税制と海外のタックスヘイブンの税制の違い、タックスヘイブンで節税する方法について、詳しく説明していきます。...