【日本はランク外!?】世界の安全な銀行がある10カ国とは?

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海外の銀行の世界に初めて足を踏み入れた方は、その安全性に不安を感じるかもしれません。 オフショアの銀行にお金を移すと、そのお金が消えてしまうのではないか? と思う人もいるかもしれません。しかし、先進国のほとんどでは、銀行の顧客に対して、何らかの形で預金保険制度が設けられています。

毎年、Global Finance誌は 「最も安全な銀行50社」というレポートを発行しています。このレポートを分析し、世界で最も安全な銀行の数が多い国々をリストアップしました。ここでは、海外での資産保全のために、最も安全で安定している銀行がある国をご紹介します。

 

10.ルクセンブルグ

ルクセンブルクは、人口50万人強の小さな国だが、世界で最も豊かな国のひとつに挙げられています。 世界で最も裕福な国トップ5であるルクセンブルクは、一人当たり当然ながら、銀行のセキュリティには高い評価を得ています。 中でも、ルクセンブルグにある「Banque et Caisse d’Epargne de l’Etat」は、世界で最も安全な銀行のリストで20位にランクされています。ルクセンブルグは、一般的に安定性と金融の専門性があると言われています。

9.韓国

高度に発達したアジアの国は「世界で最も安全な国」を含めて様々なリストで上位にランクインしています。 世界で最も安全な国にもアジアの国は登場しています。

韓国は、韓国開発銀行(18位)、韓国輸出入銀行(19位)、韓国産業銀行(22位)など、安全な銀行ランキングの上位25位に頻繁にランクインしています。アジアでの銀行業務に関心のある起業家や投資家は、これらの銀行以外に目を向ける必要はないかもしれません。 さらに、韓国ではビジネスと金融を尊重する文化があります。ベンチャーをサポートするために必要な銀行インフラを提供することができます。

8.シンガポール

シンガポールは、世界でも有数のオフショア銀行が集まっているのです。 Global Financeによると、この小さなアジアの金融センターには、世界で最も安全な銀行が3つあるそうです。DBS(第14位)、OCBC(第15位)、UOB(第17位)です。またOCBC は「世界最強の銀行」とも評されています。シンガポールは、最高の待遇を受けられる世界最高のオフショア・バンキング・センターを築き上げました。 そのため、世界でも有数の超富裕層が存在します。

またアジアの富裕層は、スイスだけでなくシンガポールも選んでいることから、シンガポールは銀行の最適な場所とも言えるかもしれません。

7.カナダ

カナダには、世界でも有数の安全な銀行があります。TDバンク(12位)やカナダロイヤル銀行(11位)など、高いレベルの安全な銀行があります。それ以外にも、Bank of Nova Scotia(27位)、Bank of Montreal(28位)、CIBC(30位)、Federation des Caisses Desjardins du Québec(34位)など、評判の良い銀行もあります。

6.フランス

フランスは、タックスプランニングの観点からはあまり好ましくない国で、キャピタルゲイン税や所得税は、かなり高いです。しかし、この欧州連合の中心地は、依然として安全な銀行トップ50に5回ランクインしています。 フランスで最も安全な銀行のトップ3は、Caisse des Depots et Consignations(10位)、SFIL(25位)、HSBC France(43位)でした。

 

5.スウェーデン

スウェーデンは、ヨーロッパだけでなく世界でも、安心・安全・秩序の砦として多くの人に知られています。 スウェーデンのパスポートは、信頼度ランキングで2位にランクインしています。 また、銀行に関しては、スウェーデン輸出信用公社(9位)、スヴェンスカ・ハンデルスバンケン(16位)、SEB(31位)など、北欧を旅したことがある人なら見覚えのある銀行が複数あり、安心です。

スウェーデンは経済的、社会的に著しい成功を収めていますが、その反面、ある種の欠点もあります。スウェーデンはまた世界で最も高い税率を持つ国のひとつでもあります。 銀行という点では、スウェーデンは安定性を提供してくれるでしょう。

4.ノルウェー

ノルウェーは、世界で2番目に幸せな国の国です。また、世界で最も安全な銀行のひとつと評価されている第7位にランクインするKommunalbankenもあります。ただ物価的には、ビッグマックが世界で2番目に高価な国です。しかし、賃金が高いので、これを補うことができます。  また、ノルウェーでは外国人でも銀行取引が可能ですが、いくつかの注意点があります。 例えば、非居住者の場合、普通預金口座しか開設できない場合があり、ほとんどの銀行では、少なくとも11万ドルの預金が必要です。

3.オランダ

オランダにとって良いニュースは、銀行に預けるには最も安全な国の一つであるということです。しかし、EUに加盟していることは、私たちにとって少し問題です。 しかし、書類上、オランダの銀行口座は、EUの最低額である10万ユーロ(約1400万円)まで銀行預金保険で保護されています。 この国には、Bank Nederlandse Gemeenten(第3位)、Nederlandse Waterschapsbank(第5位)、Rabobank(第39位)など、オフショア銀行トップ50のうち3つが存在します。

2.スイス

この高度に発達した多言語のヨーロッパの国は、数世代にわたって金融の安定性の世界標準となっています。そして、Zuercher Kantonalbankは、世界で最も安全な銀行の第2位にランクされ続けています。 またスイスは、金額の制限なしに国内外に資金を出し入れすることができます。腐敗が少ない国として、クリーンさも世界から評価を受けています。

1.ドイツ

Global Financeによると、ドイツには世界で最も安全な銀行の第1位であるKfWがあります。それ以外には、Landwirtschaftliche Rentenbank(4位)、L-Bank(6位)、NRW Bank(8位)など、全部で世界で最も安全な銀行50行のうちの7行があります。ヨーロッパで最も強い経済力を持つ国の1つとして、ドイツ人は自国の銀行システムに真剣に取り組んでいます。

500ユーロの高額紙幣を発行するようEUを説得したのはドイツ人であり、自国通貨をより簡単に保有できるようにしたのだ。 そして今、ヨーロッパに住む人の多くは、ドイツの銀行をより魅力的に感じるようになってきているのです。

 

Global Finance誌「最も安全な銀行50社」には残念ながら日本の銀行はランクインしていません。これが事実です。海外中の銀行を見渡すと、日本の銀行以上に遥かに安全が担保されている銀行が存在するのです。

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