【海外富裕層最新動向】プライベートバンクは、開設するべきか?

Home 9 海外PB・海外銀行 9 【海外富裕層最新動向】プライベートバンクは、開設するべきか?

現在、多くの企業がオフショア戦略を進め、海外の税金・物価の安い地域に法人を設立しています。インターネットの発達によって、誰でも地球のどこにいても、オフショア・バンキングのような高度で重要なトピックについて耳にする機会が増えてきました。 銀行口座を国際化することの利点に気づく人が増えていることは嬉しいですが、現実には、安価な外交官用パスポートから極秘のプライベートバンク口座まで、実際に存在するかどうか怪しいものを勧める人たちも出ています。

『お金さえ払えば「●×銀行」に匿名の口座を開設しますよ(もちろん実名を教えたいが、何らかの事情でどうしても教えられないが…)』と言って高額な手数料だけ取る人たちもいます。オフショア銀行口座の種類は多岐にわたるため、ここではプライベートバンク口座とはどういうものか、口座の開設方法から取得すべきかどうか解説します。

 

富裕層がこよなく愛すプライベートバンクとは?

まず、プライベートバンクとは、匿名性の高い銀行という意味ではありません。かつては、スイスで番号でやり取りが完結する銀行口座として非常に高い秘匿性が認められていました。しかし、現代では共通報告基準(CRS)により海外口座に関して各国間で情報交換されるようになり、完全な秘匿性を保つことは難しくなりましたが、セキュリティの高さは一般的な銀行よりも優れています。

プライベートバンクでは、一般的な銀行口座を持つこととは全く違い、より高度な顧客サービスとハンズオンマネジメントを望む富裕層が保有する資産管理口座のことです。プライベートバンクでは、顧客の資産運用を顧客の代わりに専任のバンカーが行います。このプライベートバンクの起源は、16~17世紀のスイス・イギリスにあります。プライベートバンクというワードが存在する以前から、ベネチアの実業家たちは、富裕な家庭の財産を預かり、再投資することを考えていました。

最初のプライベートバンクは、法人格のない会社で、銀行への預金者の資産に加えて、ゼネラルパートナーの個人資産を負債としていました。やがて初期のプライベートバンクの多くは法人化され、現在の銀行のような姿になりました。プライベートバンクと一般的な銀行の主な違いは、預金額とサービス内容です。

 

世界各地のプライベートバンクの口座開設方法とは?

プライベートバンクの口座を取得するための主なハードルは、銀行があなたに代わって管理する最低預金額です。プライベートバンクの最低預金額は、一部の国で25万米ドル程度(約3000万円)のもありますが、多くは1億円以上の預金が求められます。

中でも米国のJPモルガンには、最低25万米ドル(約3000万円)の預金を必要とするリテールバンクあります。そこに預金している人をプライベートバンクに誘導するケースもあります。またHSBC Premierでは、ほとんどの国で最低10万米ドル(約1200万円)程度の資金でプライベートバンクに近いサービスを提供します。ただ、通常プライベートバンクにあるサービスを全て受けられるわけではありません。

やはり本物のプライベートバンクのサービスを受けたいのであれば、最低でも1億円以上の資金が必要になっていきます。 

 

プライベートバンクを見極める方法と最新動向

シンガポールやスイス、モナコ、中東など様々な国で「プレミア」「プライベート」という名前の付いた銀行口座を提供する銀行が増えてきています。

本物のプライベートバンクであるかどうか調査する際には、顧客サービスに注目することが重要です。行員はどの程度英語が話せるか?接客態度はどうか?当たり前のことかもしれませんが大金を預けるのであれば、その銀行があなたを単なる数字として扱うのではなく、お客様のことを真に考えたサービスを提供してくれるかがポイントです。

アジアの銀行では、中国の超富裕層が香港などの銀行に殺到しているため、最低限度額を高く設定する傾向が強まっているそうです。香港の保守的なローカル銀行のプライベートバンキングは、ほとんどが香港人と香港ID保持者向けで、海外向けには開かれていません。中東にもいくつかプライベートバンクが存在しますが、開設ハードルが高く、多くの西洋人が諦めています。

 

あなたはプライベートバンクの口座を持つべきか?

プライベートバンクを選ぶにしても、自国の銀行口座にこだわるにしても、プライベートバンクの口座は、あなたのために資金を管理・運用をしてくれるという期待を含んでいます。特にスイスの銀行は、口座の出入りを最小限にすることを望んでいます。給与の受け取り、ビジネスの引き落とし、第三者への支払いなどが必要な場合は、プライベートバンクの口座は必要ないでしょう。

しかし、事業の売却益や家族の財産など、眠っているお金がある場合、プライベートバンクを利用することで、より良いサービスを受けることができ、皆さんの手元に専属のバンカーを置くことができます。プライベートバンクの資格を得るのがギリギリの場合は、従来のリテール口座、あるいは、海外銀行口座の開設をするのも良いかもしれません。

n202306-banner

シンガポールを活用した禁断の節税スキームとは?

※注意:節税スキームを実施される際には事前に各税理士にご相談ください。また自己責任でお願いします。 節税スキームを設定することは、支払う税金の額を減らすために有効な方法です。住宅ローン金利控除やキャピタルゲイン控除など、利用可能な一定の控除や免除を利用することで実現できます。 節税スキームを設定する最初のステップは、会計士や税理士、ファイナンシャル・アドバイザーに相談することです。...

【海外富裕層だけが知る】スイスプライベートバンクの実態に迫る

多くの富裕層にとって、スイスのプライベートバンクは、セキュリティ、機密性、専門的な資産管理サービスの完璧な組み合わせを提供します。スイスのプライベートバンクに口座を開くと、次のようなメリットがあります。 ・かつてないレベルの金融セキュリティ...

【徹底比較】資産管理するならどっち?ウェルスマネジメントvsプライベートバンク

両者の違いはどこに? 私たちがよく耳にする「プライベートバンク」と「ウェルスマネジメント」は似たような意味合いを持つ言葉ですが、提供される金融サービスには微妙な違いがあります。 ウェルスマネジメントは、クライアントのリスク許容度や目標に基づいた財産の最適化を含む広範なカテゴリーで、規模に関わらず任意のポートフォリオに対して実施可能ですが、その名称が示す通り、資産が豊富な人々を対象としています。...

【徹底解剖】海外プライベートバンクの安全性と実態に迫る…

海外プライベートバンクの安全性はどうか? 情報の自動交換以降、国際的なプライベートバンクのルールは変わりました。現実として、非居住者に対する銀行口座の開設は困難になっているケースがあります。銀行家の間には過剰な恐怖が広がっています。...

【日本はまさかの●●位】所得税が高い国を暴露!

世界の各地は、文化、気候、生活水準、政治システムだけでなく、その税制においても大きく異なります。各国は独自の税制を持っており、見るべきところを知っていれば隠れた機会が存在します。...

プライベートバンクの口座開設の知られざるメリットの存在とは?

プライベートバンクの口座を開設すると、他の金融機関では得られない多くのメリットを得ることができます。例えば、プライベートバンクは、カスタマイズされた資産・財産管理ソリューション、独占的な投資へのアクセス、ファイナンシャルプランニングのアドバイス、コンシェルジュバンキングサービスなど、顧客の特定のニーズに合わせた専門的なサービスを提供します。...

少額から始められる!海外不動産投資に適した国とは?

世界で最も安い投資用不動産があるのはどの都市か?世界の新興市場や開拓市場に投資して、投資用の超格安不動産をどこに行けば手に入るのかを考えてきました。どこで不動産を買えばいいのか?自分の資金を投資して、素晴らしいリターンを得られる可能性のある場所はどこか?...

初心者でも分かるアパート・マンション投資の段取り術!

アパート・マンション投資は、時間をかけて富を築くことができる素晴らしい方法です。これは、1つまたは複数のアパートやマンションを購入し、必要に応じて改装し、賃貸収入を得るためにそれらを貸し出すことが含まれます。目標は、将来売却したときに最終的にキャピタルゲインを得られるように、不動産の価値を高めることです。...

【徹底解説】ノミニー法人の特徴と設立の仕方

ノミニー法人とは、真の所有者の名前を隠したまま、会社の株主や役員を登録する組織です。これは、実際のオーナーの代わりに「ノミニー」として活動する人を指定することで可能となります。この方法では、真の所有者は匿名のまま、その名前が法人格に表示されることはありません。...

【タックスヘイブン】ドバイ法人設立ガイド

※注意:節税スキームを実施される際には事前に各税理士にご相談ください。また自己責任でお願いします。2022年12月25日時点の情報です。最新の税制は各国のHPをご覧ください。...