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June 28, 2007
水のはなし
みなさまは、いつもどんな水(お湯)でお茶をいれていますか?
大抵の方は、水道水とお答えになるはず。でも今は、コンビニや薬局、スーパーやネットで、いろいろな種類のペットボトル入りの水が販売されていますね。お水も選べる時代になりました。
では、お茶をいれるのには、どんな水が適しているのでしょうか?
水は、WHO(世界保健機関)による軟水・硬水のガイドラインで、硬度0〜60度が軟水、60〜120度が中程度の軟水、120〜180度が硬水、180度以上が非常な硬水と分けられています。この硬度とは、水に含まれるカルシウムやマグネシウムの量を表したものです。
コンビニなどの店頭でよく目にするコントレックスは、硬度1468。エビアンは硬度304。ボルヴィックは硬度60。南アルプスの天然水は硬度30。WHOの基準に当てはめると、コントレックスとエビアンは非常な硬水で、ボルヴィックは中程度の軟水。南アルプスの天然水は軟水です。特にコントレックスの数値は高いです。
では、蛇口をひねると出てくる水道水はどうでしょうか?
日本各地でも硬度は異なりますが、東京都内の水道水は硬度60前後です。つまり、軟水か中程度の軟水に該当します。水道局のデーターによると、日本国内の水は、軟水か中程度の軟水となっています。
すなわち、私たちの普段の生活を支えてくれ、お茶をいれているときにも役だってくれる水は「軟水」なのです。
生活水が軟水であること。あまりにも当たり前で、そのありがたさに気がつかないかもしれませんが、味、香り、茶液の色で判断すると、お茶には軟水が適しています。紅茶も緑茶も、ウーロン茶も然りです。ただし、水道水でお茶を飲むときは、浄水器に通して浄化したものをオススメします。
以前、南極越冬隊だった方に、南極の水は超軟水だと聞いたことがあります。南極の氷を溶かして飲んだお茶が、とても美味しかったとおっしゃっていました。
私たちが南極のお水を手に入れるのは困難ですが、それに近い超軟水の国産の水もあります。
それは、屋久島の縄文水。硬度10の超軟水です。
お茶をいれるときにかかせない水。
たまには水道水以外の水でいれて、味をくらべても良いかもしれません。
投稿者 kazumi : 12:00 AM | コメント (5)
June 18, 2007
飲むサラダ・マテ茶
今月末から友人が、数ヶ月ほど南米に研修に出かけます。
南米というと思い出すのが、約3年ほど前に公開された映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」。ご覧になりましたか?
かなり前に上映されたので忘れかけている方もいらっしゃるかもしれませんが、この映画は、キューバ革命のヒーロー、チェ・ゲバラの青春時代を綴ったストーリーです。そして劇中に「マテ」を飲むシーンが3回あります。
「マテ」。日本ではあまり馴染みのない名前ですが、お茶、コーヒーと並んで世界3大飲料のひとつと言われる、南米の人々に1000年以上も飲み継がれている歴史あるお茶です。
正式名称をジェルバ・マテと言い、ジェルバはスペイン語でハーブを、マテは現地のインディアン語でひょうたんを意味します。つまり直訳すると、ハーブひょうたん。マテはれっきとしたハーブの一つです。
ではなぜ、ハーブひょうたんと言うのでしょうか?
それは、マテの飲み方に関係があります。先端が茶こしになっている金属のストロー、ボンビージャを、ひょうたんで作った壷にさして飲むからです。これは南米独特の飲み方で、マテ壷には他に、磁器、プラスティック、ガラス、金属、木、水牛の角などで作った容器もあります。
有名サッカー選手も飲んでいるはずのマテの原産地は、サッカー強国アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの3カ国にまたがる世界最大の滝、イグアスの滝の周辺。それ以外の場所では育ちません。
そんなマテの魅力は、フラボノイドを多く含み、鉄分、食物繊維も豊富なため、飲むサラダと言われる成分です。内臓に負担をかけず、寝る前に飲んでもあまり心配ないので、異国の地での健康管理におすすめです。
種類は大きく分けて、グリーンマテとローストマテの2つがあります。いずれも飲みやすい味です。
もうすぐ南米に行ってしまう友人に、エールを込めて。
頑張ってね。そして、無事に帰ってきて下さい。
