November 14, 2007

中学受験 悪循環スパイラルからの脱出!

 今日はケーススタディ編です。

■毎週のカリキュラムがうまく回らずに終わらない場合・・・

 学習内容の取捨選択が必要です。各教科、どのレベル、どの問題までをするのがわが子に合っているのかを取捨選択してもらいましょう。無理をして全部をやったからと言って、それがすべて力になるとは限りません。「腹八分目」です。よく理解が出来て自信につながったあたりでやめておくことも大切。


■毎日毎日どうしても復習をしているうちに深夜になってしまう場合・・・

 子どもの基本スタイルは朝型です。夜型にしてよいことはなにもありません。たとえ受験生であっても23時過ぎには就寝し、朝は6時に起きましょう。夜遅くに眠気眼で取り組む勉強と、早朝にすがすがしく取り組む勉強は雲泥の差が出ます。夕飯までの勉強と朝の勉強がお勧めです。


■勉強を見ているうちに、つい怒ってしまう場合・・・

 これだから血のつながった親がわが子の勉強を見るのは大変なのです。こう言っている自分もわが子の勉強のことになるとやはり難しいわけです。つまり、思い入れが強すぎるからつい感情的になってしまうのです。これは親の我慢です。感情面を押し殺し、とにかく冷静に勉強に取り組めるように少し、お互いの距離をあけて取り組むことがよいでしょう。また、「教える」というスタンスではなく、「一緒に学ぶ」という方が子どもは気が楽です。わざと子どもに説明をしてもらい、「よくわかったね~!凄い!凄い!」と大げさに褒めてあげることが自分で学ぶ意欲に直結します。ですから、褒めるより怒る親の場合ほど、子どもは目の前で勉強することを嫌っていくものです。・・・こうなったら親に対するシグナルだと思ってください。


■やっているわりには成績につながらない場合・・・

 これはやり方に問題があります。つまり、子ども任せでは好きな教科、好きな単元、好きな問題に段々偏っていくものです。逆に嫌いな教科や嫌いな単元は遠ざけてしまうものです。また、真面目な子ほど、一生懸命に見える勉強ですが、結構形式的になることがあります。つまり、テキストをノートにただただ写しているとか、間違えた問題を解きなおすのですが、実は解き方を覚えているだけだったりと、この取り組みを再点検してみましょう。

 以上、どの場合も放置してはいけません。風邪と同じで、早めの治療、早期発見早期治療に限ります。

画像2006.11.03 001[1].jpg
★ hotline (ホットライン) 記述道場

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

October 31, 2007

中学受験 得意分野を伸ばす


 受験生の成績を分析してみると年々得意分野が少なくなってきています。以前は「歴史オタク」「昆虫オタク」「図形オタク」「電気オタク」「漢字オタク」・・・と呼ばれるように自分の得意分野を持っている生徒が多く、私たちでも知らないことを反対に教えてくれたものでした。しかし、最近はどの教科も平均並み、あるいは得意教科もなければ得意な分野もないという子が増えています。

 確かに受験は4教科が主ではありますが、平均では合格できません。もっともっと自分の得意教科、得意な分野を持ちましょう。そしてまずはこの得意な分野を伸ばすことで全体的な底上げが可能になります。そして、6年生の夏以降に弱点分野の克服をしていっても決して遅くはありません。
 
 まずは、子ども達の好きな教科、好きな単元をさらに伸ばしていきましょう。

 DSCF0969.JPG
☆吾妻山(吾妻小富士)

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

October 01, 2007

中学受験 増える受験生

 【四谷大塚 第1回 合不合判定テスト 分析より】

 首都圏全体の児童数減少にもかかわらず、第1回の合不合判定テストの受験者数は昨年比4.6%もの増加になっており、受験者総数は初めて2万人を越える勢いを見せています。うち、男子は10,910名(同・3.9%増)で女子は9,328名(同・5.4%増)で、ほぼ95%が4教科受験生となっています。

 この推移でいきますと、2008年度入試も2007年度以上の厳しい受験が予想されます。2007年度入試では受験生13人に対して全募集定員は10名となり、約3名がどこにも合格できなかったということになりますが、さらに厳しい予測ができるわけです。


☆ 続きはこちらから 【四谷大塚 2008年度入試展望】

 10月からの学習にさらに勢いをつけ、効果的な取り組みをしていきましょう。
これからの4ヶ月が本当の勝負です!

画像2007.10.09 004.jpg

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

September 27, 2007

学習効果を高めるための工夫

 今日は ゲーム感覚で思考力を伸ばす教育パッケージを視察してきました。

 学力を伸ばすためにも必要なことですが、認知すること、感情をコントロールすること、そして高い社会性を持つことが、ゲームを通して身につけられるという、まさに今の子ども達には最適なパッケージです。


☆ Mind Lab

 勉強の入り口でこのようなことを導入うすると、きっと学習もスムーズになると考えています。
自分も思わずはまってしまう、ワクワク感がたまりません。


☆ hotline(ホットライン) HP を更新しました

 

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

September 26, 2007

hotline 教育フォーラム 2008

hotline(ホットライン) 2008年度向け  教育フォーラム(塾長講演)のご案内です。

中学受験を通して自分で学べる子になってほしい、その実現のための受験勉強法を hotline (ホットライン)塾長・横山がご説明いたします。中学受験で子どもの可能性を摘み取らない理想的な中学受験を追求していきます。


☆中央林間校・上野毛ブランチ 開催です。(全10回開催)

<10月>  ※全て 10:30~12:00開催
10月 8日(祝) ⅰ 『中学受験の目的』   (中央林間校)

10月22日(月) ⅱ 『合格する7つの条件』  (上野毛ブランチ)

<11月>
11月 5日(月)  ⅲ 『伸ばす男子・伸びる女子』 (中央林間校)

11月19日(月) ⅳ 『4教科の正しい学習法(算国)』 (上野毛ブランチ)

<12月>
12月 3日(月) ⅴ 『4教科の正しい学習法(理社』 (中央林間校)

12月17日(月) ⅵ 『学校選びのアドバイス』 (上野毛ブランチ)

< 1 月> 
1月 7日(月) ⅶ 『合格につながる親の心構え』 (中央林間校)

1月21日(月) ⅷ 『模擬試験と塾の活用法』 (上野毛ブランチ)

< 2 月>
2月11日(祝) ⅸ 『家庭学習のメニューとタイムテーブル』 (中央林間校)

2月 25日(祝) ⅹ 『中学受験 我慢と超越』 (上野毛ブランチ)

 ご出席ご希望の方は、前日までに直接お申し込みください。

オーダーメード型進学塾 hotline(ホットライン)

☆中央林間校
TEL 046-277-1225
☆上野毛ブランチ
TEL 03-3703-1223


hotline(ホットライン) 2005年~2007年 教育フォーラム

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

September 17, 2007

楽しくなければ 勉強じゃない!その⑥

 子どもの適応能力はとても柔軟です。受験学年の子ども達は徐々に入試モードに入り、5年生も算数と理科の学習内容が高度になってきています。そのため、今までよりも学習時間がどうしても必要になります。が、学習時間を増やすことは容易なことではありません。そこで、一つの限界線を越えるチャレンジをします。

 例えば、これまで3時間が勉強の上限だった子がある時 4時間にチャレンジしてみます。すると、3時間を越えたあたりで段々ときつくなってきます。自分でももうできない!などと感じてきます。しかし、ここからが我慢と辛抱の域に入ってきます。一緒に伴走してあげながら声援を送ったりあるいは手助けをしながらも見守ってあげます。子どもは見守られることで安心して勉強に取り組むことができます。

 画像2007.09.18 001.jpg
☆秋の花火もまた綺麗です!
 
 そしてなんとか目標の時間を越えた時、その爽快な達成感を満喫できるのです。今日は6年生が約7時間、中1生が約10時間という記録的な学習を成し遂げました。ずっと腰をすえて向き合うことで一緒にゴールすることができました。この経験が次からの学習時間を伸ばしてくれます。もちろんこんなことはいつも繰り返せませんが、一度でも自分の限界を越える経験がこの時期とても貴重です。
 
☆ 『日経 Kids +』11月号
「集中力が持続する学習方法」をご覧ください

【中学受験 楽しくなければ 勉強じゃない!】

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

September 14, 2007

楽しくなければ 勉強じゃない!その⑤

 ある年の夏のこと、塾のロビーに日焼けで真っ黒になったランニングに半ズボンの少年が立っていました。しかも毬栗頭で大変失礼ではありましたがどう見ても塾には場違い?と言った印象を当時強く受けたことを覚えています。聞けば行きたい中学があるから塾に入れて欲しいというのです。しかも、背後に親の姿もなく、いったいどうなってるんだろう?というのが本心でした。聞けばご両親が共働きで来れず、自分一人で塾に行き事情を話して入室テストを申し込んで来るようにということでした。少年のその表情には何かみなぎるものがあり、別途日時を設定し再び彼の登場を待つのでした。

 数日後、また同じようないでたちで少年がやってきました。算数と国語の二教科、早速採点をしてみることに。すると、算数はなんとも○がありませんでした。これは説明をしてあきらめてもらうしかないと思い少年に話すと、「これから一生懸命頑張るからどうしても通わせて欲しい」と今まで見たことがないほど嘆願するのでした。これにはむげに断ることもできないとスタッフ一同で話し合い、とりあえずご両親と話をすることになりました。「先生、申し訳ない!あの子が急に言うもんだから私ら何にも分からずに本人が誰かに聞いたんだか調べたんだか、自分で行ってくるからと言ったんです。そんでもってそれは本人が決めたことで、固く決心してますんで、何とか面倒見てもらえませんですか?すんません!」というような会話を交わしたことを覚えています。

 改めて少年を呼びました。早速勉強道具を持ってきました。外見は相変わらずの印象でした。早くも周りの子ども達が珍しそうに見つめます。「言われたことは何でもやります!絶対にやります!この塾に入れてください!」ロビーも私たちも静まり返りました。これは本気だと誰もが悟った瞬間でした。

 画像2007.03.28 001.jpg
☆ 中学受験 合格への最短コース  第6章 【合格につながる親の心がまえ】

 それから彼の血のにじむような特訓が始まりました。授業は常に最後尾で受けます。とにかく復習に軸足を置くようにとノートを一生懸命にとりました。板書していないせりふも書き写しました。しかし、そう簡単には成果は出ません。6年生の彼には厳しい模擬試験も始まります。9月・10月は受験せずにとにかく復習と別課題を黙々とこなしました。きっと誰もが想像できないほど辛い日々だったと思います。塾の復習も進めながら、別のテキストで5年範囲から復習です。二系統の学習でしたが、絶え間ない努力の成果を感じ始めたのは冬です。12月近くだったと思います。算数のテストで基本分野をパーフェクトに身につけてきたのです。そして計算ミスもしない完全なものでした。よく見ると先生の解説・解き方と同じ軌跡が残っていました。

 そして冬期講習近くからいよいよ応用問題と過去問に入ります。しかも、彼の目指していた学校は男子御三家の一つ。さらに高度な内容を習得しなくてはなりません。次の問題集はこれとこれ、プリントはこれ、過去問は次のペースで進めること。ついに授業の復習を含めると三系統になります。きっと東大に合格する以上のノルマだったかも知れません。もしかすると90度近い上昇カーブだったかも知れません。

 結果はもうご想像がつきますね。そうです!見事に約半年間の死に物狂いの努力の結果、【合格】を勝ち取ることができたのです。後にも先にもこの少年を越える子はお目にかかっていません。が、これは事実です。その後、何度も小学生の学校見学ではお世話になりました。それはもう親切に案内してくれました。必ず次の日にお母さんからお礼の連絡をいただきました。行った子ども達も喜んで頑張る!と言ってくれました。

 こんな体験からまたもや子どもの偉大さを知りました。そして人間に不可能などないということも少年から学ばせてもらいました。生涯忘れることのできない貴重な体験です。

 【 中学受験 楽しくなければ 勉強じゃない! 】

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

September 13, 2007

楽しくなければ 勉強じゃない!その④

 小学生の算数って本当に面白いと思います。しかも、入試問題に至っては中学・高校の先生が毎年毎年1年という歳月をかけて本気で考えますから、さらに面白いものです。ところが、そんな苦労もなんのその、受験生はあっと言う間に見事に解きぬいてしまうのです。もちろん、最難関校の入試問題になると最後の大問数題は決して時間内に解けないようなものもありますから、そういう意味でも中学入試は一生懸命がんばる受験生にさらに中学を甘く見るな!とでも言うようにまたもや洗礼を与えるのです。

 学校の先生は決して間違いのないようにと、数学科の複数の先生方が何度も何度も解き、見直しをします。そこで、解法を何通りか用意するのですが、最難関校を受験し高得点をとる様な子は、この解法以外、あるいは学校が準備した解法よりもいともたやすく解いてしまうような解法も披露してしまうこともあるのです。これには先生方も驚きの悲鳴?あるいは歓喜の叫び?をあげることでしょう。

  あの緊張みなぎるわずかな時間の勝負で本気モードで戦い続ける子ども達に、大人の本気モードが勝てないことがあるということです。それほど、12歳の本気は凄いんです。この12歳の本気を毎年毎年見ることで、人間の成長の素晴らしさに感動します。

  
☆ hotline(ホットライン) HPを更新しました

 【 中学受験 楽しくなければ 勉強じゃない! 】

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

September 12, 2007

楽しくなければ 勉強じゃない!その③

 以前 近隣の住民の方に叱られたことがあります。それは、塾の授業がうるさい!という理由からでした。しかも、「塾なのにどうして子どもたちが叫んだりドンドンという音がするんですか?」と不思議そうでした。

 当時は住宅地にあった戸建を教室にしていました。とは言っても結構大きな病院の建物跡をお借りして教室にしていました。そして、社会の授業の最後は決まってリクエストが寄せられたのです。「は~や押し!」「は~や押し!」・・・と。そうなんです。社会でクイズをやれ!という子ども達のリクエストだったのです。当時はTVでもクイズ番組が流行っていました。特にこの早押しタイプです。

 それからと言うもの、社会の最後の15分はその週の範囲から問題を出題し、子ども達がわかった順から答えていくというスタイルになりました。またこれが凄いんです。あまりに机を叩きすぎて手にアザを作った子もいました。また、授業が終わるとほとんど全員が手のひらを真っ赤にし興奮しながら帰るのでした。中には答えもわからずに勢いだけで机を叩く子もいたのでしょう。

 悩んだのはお母さん達です。「あれほど社会が嫌いだと言っていた娘がよく社会の勉強をするようになったんです。しかも、塾の授業の帰りはなんだかとっても興奮しているんです。そして先日気がついたのですが、なぜか娘の手のひらが真っ赤になっていたのでお電話を・・・」と、こんな調子でした。さすがにクイズをやっていますとも言えず、当時は「そうなんですかあ・・・ どうしたんでしょうね?」と、ほとんどの子が親にも言わず、こっそり毎週の楽しみにしていたようです。

 実は僕も小学生の頃、音楽の授業が決まって最初は「イントロ当てクイズ」でした。クラシックのレコードに先生が瞬間的に針を落とします。そしてそのイントロだけで曲名を考える、今から思えばなんと斬新的だったことでしょう。でも、音楽室はアリの足音さえしない静けさ、あれほどに瞬間の音に耳をすましたことは今でも忘れません。おかげで両親はそんな息子に【カラヤン全集】なる30枚組みのレコードをねだられることになるとは夢にも思わなかったでしょう。そしてそのことが僕が音楽にのめりこむきっかけになったのでした。

 だから当時の子ども達の心境は懐かしいものがあり、できることなら僕が回答者になりたかったと何度思ったことか。15分は本当に凄まじい盛り上がりでした。女子も男子顔負けです。確かに精神的・肉体的にもスッキリとしたのかも知れませんね。それでこんなことが毎週続いたために近所の方からお叱りを受けることになってしまったわけです。

 で、それからは「早押し」が「早上げ」に変身したのですが、残念ながらこれは盛り上がりに欠けました。それはそうですよね。ただ単に空を切るだけですから。出題者側も盛り上がりませんでした。

 しかし、この当時の子ども達はそんなことも影響し、素晴らしい社会の成績でもありました。なんだ!社会はこういう風にして覚えればいいんだ!と理解したきっかけでもありました。本当に子どもは遊びの天才だとも思ったものでした。

画像2007.06.20 002.jpg

【中学受験 楽しくなければ 勉強じゃない!】

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

September 11, 2007

楽しくなければ 勉強じゃない!その②

 毎年1月の後半になると卒業生やその親御さんから連絡をいただきます。その時期になると中学受験当時を思い出すそうです。あれほど親子で一生懸命に取り組んだことは後にも先にも中学受験だけだったと振り返ります。

 今年も1月の成人式前日に卒業生が集まりました。成人式前に中学受験当時の仲間と会うとは面白いものですが、それだけ熱いものがあったのだと思います。しかし、その中には決して全員が理想的な受験をしたとは限りません。どうしても目指す学校が一つしかないとある学校だけ受け、残念ながら不合格となり、その後3年間のリベンジが見事高校受験という舞台で開花し現在に至る子もいます。精神的にもとても逞しくなっていました。「僕はあの受験でいろんなことを反省できたから今があるんです!」と輝いた目は自信と希望に満ちていました。

 また、当時のことをこと細かく覚えているのもまた凄いと思います。あの時の授業で僕がみんなにこう言ったとか、オチャラケた誰々にこう叱ったとか、本当に一場面一場面がとても鮮明な記憶として脳裏に焼き付けられていたのです。そして、その時の仲間は学校の友達とはまた違った同志なのでしょう。ちゃんと6年ぶりに集まれること事態素晴らしいと思います。こんなメンバーと一緒にいる時間は思わず時がタイムスリップします。自分もあの当時にかえっていく気がします。

 そんな大イベントが中学受験です。また特別な仲間が生まれるステージでもあり、生涯にわたって付き合える友も存在します。単なる合格・不合格以上の深い絆がここにあります。

 
☆ 【中学受験 合格への最短コース】 第1章 中学受験の本当の目的とは?

 画像2006.11.03 001.jpg
☆ hotline(ホットライン) 記述道場

【中学受験 楽しくなければ 勉強じゃない!】

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

September 10, 2007

楽しくなければ 勉強じゃない!その①

 以前T君という少年がいました。そしてすこぶる熱心なお母さんが見え隠れするほど、きちんと見守られていました。でも、決して過保護にはせず、自立を目指した受験が目標でした。それは中学・高校を卒業し海外の大学に留学し、世界と言う舞台で科学者としてグローバルに育って欲しいという長い人生設計がご両親にあったからです。だからこそたとえ辛くて涙を見せてもじっと温かい眼差しで励まし続ける方でした。

 そんな彼は天真爛漫、そして何より少年らしいイタズラ心も持ち合わせ、塾の休憩時間は常に鉛筆や消しゴム、定規などを利用して友達と遊んでいました。実はこの遊び感覚が中学入試本番で発揮されることになるとは誰も予想していませんでした。

 ⑧.jpg

 第一志望校は算数が鍵、複雑な規則性や計算も面倒な体積・容積さらには速さと割合と言った具合にほぼ全範囲から難解な問題が出題される特徴でした。そしてこの年、斬新な問題が出現したのでした。それはサイコロを何度かランダムに転がし、最後に上部に来た目の数を答えさせる問題です。その後、多くの学校でこの問題を引用することになるのですが、これには多くの受験生も頭を抱えたことでしょう。

 ところがこのT君、この問題を見てすぐに思いついたのです。『そうだ!実際にやってみよう!』・・・と目の前にあった消しゴムの6面にサイコロの目を書き、問題文に沿って机の上で転がしたのでした。もちろんその様子を見た周りの受験生も真似をしたことは言うまでもありません。そして見事に合格、彼のイタズラ心はさらに磨かれていったことは言うまでもありません。

 現在はアメリカのMITに留学中のT君。僕はこのT君から、子どもの柔軟な発想と遊び感覚の重要性を学びました。きっと、ただただ机に向かう勉強だけではこのようなことにはならなかったことでしょう。


 【中学受験 楽しくなければ勉強じゃない!】

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

September 05, 2007

中学受験 第三者の役割

 あるお母様から「先日先生から言われた通りに息子が計算をするようになったら、ミスが減ってきました。親の言うことはあれほど言っても聞かないのに、他人の言うことは聞くんですね。」と連絡をいただきました。

 これは何も特別なことをお話ししたわけでもなく、マジックを使ったわけでもありません。ただ、当たり前のことを当たり前のようにお話ししただけに過ぎません。しかし、なぜ第三者の言うことを聞くのでしょうか。ここが中学受験の難しいところでもあり面白いところでもあるのです。

 ちょうど小学校5年生はそろそろ反抗期に入ります。つまり自我が芽生える時期にあたります。そのため、いつもいつも同じことを親から言われるのを嫌う傾向にあります。特に勉強面に関しては顕著です。それがこじれると親子のバトルにつながります。しかし、親子のバトルで生み出されるものは何もありません。

 勉強面で壁に当たったり、あるいは心配事、悩み事があるときは早めに専門家に相談してください。hotline(ホットライン)は熟練の専門家集団です。

 
☆ hotline(ホットライン) HPを更新しました

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

August 30, 2007

模擬試験 悲喜こもごも


 私達にとって模擬試験そして入試は最も緊張する瞬間です。親御さん以上に期待と不安を覚えます。しかし、毎年毎年の経験から少しずつ対処法やアドバイス法も学習していくものです。さらに、いつになっても10歳~12歳の子ども達の成績はぶれるものです。なかなか安定することは困難です。それは心も体も成長の時期と重なることも要因として考えられます。偏差値で言えば、5から10、場合によっては20も当たり前のように変動します。これは中学受験特有のものです。

 ですから模擬試験ではなるべく悪いものを出し、失敗を積むことで徐々に本番に向けて強い心を養う準備にもなっているわけです。逆に好成績の親子ほど維持することに苦慮します。偏差値で言えば60~65以上の世界ではどんなに頑張ってもさらに上に行くことは容易ではありません。逆に成績を落とさないプレッシャーにつぶされる場合もあります。

  画像2006.05.18 024.jpg


 中学受験では照準を合わせるタイミングが大切です。時代や流行が早期教育、莫大な演習量と言った流れで多くの子ども達に過度の負担が課せられています。そして徐々に失速しリタイヤしていく親子も少なくありません。要は照準を6年の2月1日にうまく合わせ、決してそれ以前に子ども達をつぶさないことです。この微妙なさじ加減がアナログ的なのですがとても大切でもあります。しかし、それはいつも子どもを見守る環境があれば大丈夫です。

 たくさんの失敗は早めに経験させてあげましょう。その経験が必ず成功へとつながります。

 
☆ 「模擬試験の準備とフォローの仕方」 はこちら

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

August 23, 2007

中学受験 志望校別対策

2007年度の中学入試問題を見ると、それぞれ学校のカラーが表れています。大きく分けると次のようになります。


<入試問題傾向>
○選択式・・・多くの教科で記号の選択式によって回答させる形式。算数では解答のみの記入が多く、途中式や作図のようなものがない。国語では漢字などの知識が多く、読解問題でも記号の選択式が多い。理科や社会ではほとんどが記号の選択のため、問題の量も多め。処理能力が問われる入試となる。

○記述式・・・国語ではほとんどが自分の言葉で答える形式。算数では途中式や作図、考え方を書かせる形式。理科・社会では原理や考え方、あるいはテーマ記述のような形式が多く、表現力と書く力が求められる。

<相性>
 ○選択式・・・処理能力が速く、決断力が高い子によい。いろいろなことに興味を持つ子によい。

 ○記述式・・・ひとつひとつにじっくり取り組む子によい。また、自己表現が上手で自分をしっかりと持っている子によい。

 このように、傾向による相性も入試当日の得点に影響します。よって、学校選びと同時に志望校対策の重要なテーマでもあります。

 
☆ オーダーメード hotline(ホットライン)
志望校別特別コース入試問題分析はこちらから

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

August 13, 2007

中学受験 柔軟な考えと工夫Ⅱ

 今回は2007年度入試問題より考えてみましょう。やはり、「数の性質」「規則性」そして「場合の数」と言った調べ物が多いのが近年の入試傾向です。つまり、どの受験生も何年も受験勉強を経てきているため、一般的な単元は解けて当たり前。結局差がつかないのでしょう。すると、与えられた条件に沿って的確に答えにたどりつけるかどうかを探ってきています。それでは、今回は【武蔵中学校】と【桜蔭中学校】の算数の問題を見てみましょう!


■武蔵中学

・42で割っても、56で割っても2余る4けたの整数のうち最も小さい数は(     )です。

 → 求める数は42と56の公倍数よりも2大きい数で4けたのうち最も小さいものです。最小公倍数は168です。つまり求める数は・・・ 168×6+2 ≧ 1000 により、1010となります。

<解説>一瞬、特に特別な問題ではないような印象を受けます。しかし、ここには2つの落とし穴があります。1つ目は公倍数です。最小公倍数を求める段階で42も56も7の倍数であることに気がつくかどうかが分かれ道。次に求める数が4けたの最小です。普通は3けたが多いのですが、この問題は4けたになります。よく問題文を読まない受験生はここではじかれた問題になるでしょう。


□桜蔭中学校

・立方体に1~6までの目がかいてあるサイコロがあります。次のルールで「すごろく」をおこないました。

スタート・・・・・・・・・・・・・・・・・ゴール
○ → ○ → ○ → ○ → ○ → ○

「すごろく」のルール
最初スタートにいて、サイコロをふり、出た目の数だけ矢印の向きに進みます。ただし、出た目の数だけ進むとゴールを超えてしまうときは、サイコロをふった場所にそのまま止まっていることにします。ちょうどゴールについたら、あがりとなります。

・A君は、ちょうど2回サイコロをふったあがりとなりました。A君の2回の目の出方として考えられるものをすべて書きなさい。解答らんは全部使うとは限りません。

1-4、2-3、3-2、4-1、6-5

・B君は、ちょうど3回サイコロをふってあがりとなりました。B君の3回の目の出方として考えられるものは何通りあるか答えなさい。

→ 1-1-3、1-2-2、1-3-1、1-5-4、1-6-4、2-1-2、2-2-1、2-4-3、2-5-3、2-6-3、3-1-1、3-3-1、3-4-2、3-5-2、3-6-2、4-2-1、4-3-1、4-4-1、4-5-1、4-6-5、6-1-4、6-2-3、6-3-2、6-4-1、6-6-5 ・・・ の25通り

<解説>さすがに桜蔭です。ゴールを超えてしまう数が出たときはそこにとどまるという条件が付加されています。よって、最初の問題で 6-5 が考えられ、後半の問題でも -5や -6が考えられます。入試初日の2月1日にこの条件を見落とさずに冷静に答えられるかどうかがかぎとなる問題です。言い換えれば、これぐらいの条件にも的確に答えられないと桜蔭には合格できないということでしょうか。

 
☆ 夏休み 『親子の距離感と学習の整理』 はこちらから


投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

August 07, 2007

ちかごろの大学受験事情Ⅱ

 今回は大学受験の最高峰、医学部入試についてみてみましょう。

 【2006年度入試における論文出題問題】 医学部

・東京医科歯科大学(後期) 医・歯共通問題 『翻訳文化を考える』(柳父章)から、よのなか、世間、社会の違いについて300字で、カタカナ語の影響について(300字)

・横浜市立大学(前期) 短文テーマ 『少子化の原因と対策について』 (1000字)


【2007年度入試における論文出題問題】 医学部

・福島県立医科大学(後期) 「論理的推論」の実践問題(約400字)
(英文)「チェスゲームにおける人間とコンピュータの比較」(各規定)
数直線上の点運動について(計算・説明・証明)

・自治医大 なだ いなだ「信じることと、疑うこと」より、がん告知について(300字・400字)
ラッセル・フォレスター、レオン・クライツマン「生物時計はなぜリズムを刻むのか」より(図示・400字)

・北里大 藤原正彦「国家の品格」より、世界に出て、人間として敬意を表されるような「国際人」(800字)

などなどこう見ても高い学力はもちろんのこと、さらにいろいろな種類の書物に触れ、書く事を普段から高く要求される入試です。


☆【おもな大学リンク】は こちらから

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

August 06, 2007

ちかごろの大学受験事情Ⅰ

 今年は高校3年生の大学受験生もいます。そのため、中学受験以上に細分化された入試システムとその対策が求められます。そこで、今日はいつもと指向を変えて大学受験事情についてお話ししたいと思います。


<ある私立大学のおもな入試>

●AO入試・・・その学校の基準に従い、自己PRおよび特殊技能を発揮して挑む入試
(入試内容例)・志望理由書 ・調査書 ・面接 ・適性検査 ・その他 
※学校によって異なる

●推薦入試・・・①公募推薦入試・・・高校学校長推薦による入試
(入試内容例)・面接 ・課題作文 ・書類審査 ・その他 
※学校によって異なる

②指定校推薦入試・・・推薦を依頼する高等学校(指定校)を決定したもの
(入試内容例)・公募推薦入試に準ずる

●一般入試・・・学科試験を重視する入試
(入試内容例)・学科試験 ・その他(学校・学部・学科によって面接、書類審査もある)

●センター試験利用入試・・・大学センター試験を利用し、大学の指定した教科・科目の成績で合否を決定する

●帰国子女入試

●社会人入試

これらの入試方法と試験日程も複数開催もある場合は、実施日時の選択も可能。さらには複数回を受験し、そのうち最も高い得点を合否基準に用いる学校もある


 ☆【おもな大学リンク】 は こちらから

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

August 01, 2007

中学受験 夏期講習の意義

 中学受験生に限らず、高校受験を目指す中学生、大学受験を目指す高校生、さらには小学校受験の幼稚園生にいたるまで、この夏休みは塾や学校の『夏期講習』に参加しています。朝から小さな子ども達が電車を乗り継いで塾へ向かう姿はいろいろ考えさせられますが、ただただ子ども達のパワーに感心します。

 さて、そこで今回は『夏期講習』の意義についてお話ししたいと思います。そもそも多くの塾ではレギュラー授業で毎週毎週新しい内容を学習します。復習している間もなく新しい単元が迫ってくる。そのため、じっと止まってていねいな復習ができないとか、迫ってくる新しい学習の前に少しだけでも準備をしておきたいという思いが出てきます。もちろん私達も同様に、この子達にもう一度しっかりと復習をさせてあげたい、先の予習をしておいてあげたいという思いがこの季節講習のメニューになるのです。

 中学受験生においては6年生が4教科の総復習、5年生以下は1学期の復習と2学期の予習、そして生徒によってはピンポイントで弱点補強をしてあげたい、志望校対策のため、記述の練習をしておきたい・・・と言った指導者側の思い入れとプランがあるものです。そしてそのプランが単に夏休みの間に限ったことではなく、受験およびその先まで視野に入れた中・長期のビジョンになりますから、よく経過を見守りながら必要に応じて修整をしていきたいと考えています。


 わが子の夏の課題とその対策について具体化しておき、本人、親御さん、そして塾の先生といつも共通認識として確認しておきましょう。決してマンネリの夏にならぬよう、学習のトピックを挟んだり、ちょっと気分転換に出かけたり、ずっと長い時間に渡って机に向かってばかりいないようにしたいものです。

 
 いよいよ8月、夏もあと1ヶ月です。夏の本番もこれから。心と体のバランスも大切に過ごしましょう。

画像2007.07.25 004.jpg

☆夏期講習中は自転車が活躍しています

 ☆hotline(ホットライン) HPを更新しました

投稿者 yoshinori_y : 01:00 AM | コメント (0)

July 20, 2007

きっかけづくり

 小さいころ気がつくとピアノ教室に通っていました。優しい先生もいればすぐに怒る先生もいました。当時は天使と悪魔という表現で識別していた記憶があります。とにかく、楽譜に沿って淡々と練習することが嫌で嫌でしょうがなくて、定期的にやってくる確認テストや発表会が近づくとそれはもうブルーな日々の連続でした。その頃は音楽とは自分にとって苦痛の何物でもないという印象でした。

 ところがある先生との出会いによって全てが覆されます。それは小学校4年生から音楽を担当した先生との出会いです。とにかくユニークな先生で授業は「音を楽しむ」ことを何よりも大切にし、クラッシクのイントロ早押しゲームを毎回行うのです。これは大いに盛り上がりました。音楽室全体に静寂が訪れ、その数秒後に「ジャ~ン!」と鳴った瞬間、あちらこちらから早押しの合図。これが毎回待ち遠しくて、いつの間にかクラシックのシリーズを何枚も揃え、学校から帰ると何度も何度も聴く毎日でした。

 そんなきっかけでそれからは音楽の世界に徐々にはまっていき、鼓笛隊では民謡をアレンジし、市の大きなお祭りに出演し、高学年では新しく導入されたトランペットでパレードやイベントのファンファーレを担当、いつしか高校・大学ではバンド活動に染まっていくのでした。


 子どもは些細なきっかけでそれまで苦手だと思っていたことを急に克服することもあるのです。10歳や12歳で苦手意識を持たないように、大人が口に出して「君は苦手だ」などど言ってはその子の人生にとって大きなハンデになることもあります。よほど言葉を選ばないといけませんね。

 この夏は子ども達と可能な限り時間を共有し、何かのきっかけになるような場面に遭遇したいと期待しています。また、それがこの仕事の最大の楽しみでもあります。

画像2006.11.03 001.jpg☆夏もやります! hotline 『記述道場』

 

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

July 13, 2007

中学受験 4年生の夏

 さて、今回は4年生です。中学受験では4年生~6年生の3年間の取り組みが最も多い傾向です。ところが、入り口である4年生でのスタンスをはきちがえると成績の不振以上に勉強嫌いになる恐れがあります。くれぐれも長いスパンをとらえながら4年生での目線を大事にしていきましょう。

 4年生では中学受験を通してさまざまな分野への興味・関心に気付く1年間と理解ください。最近の子ども達は自分の好きなこと、やりたいことにあまりピンときていないものです。ずっと与えられて育ったためか、勉強も遊びも習い事もやらされていることが多いようです。それが、自分らしさを抑制する働きとなり、勉強でも4教科それぞれが中途半端になったりするものです。

 つまり4年生の1年間ではたくさんの実体験を通して学習の中身に触れ、体で身につけることが主となります。例えば月の学習では、1ヶ月間にわたり月の満ち欠けを見て図に描いておくとか、生物の学習では実際に手に触れてその特長を体感する。面白い国語の文章に出会ったら、その本1冊を探し、最後まで読んでみる、ちょっと興味のある歴史上の人物に出会ったら、図書館でさらに深く調べてみるなど。これらの実体験が以後の学習に密接につながっていきます。

 この夏は極力机に向かう時間は午前中にまとめ、午後以降は屋外や施設で見学や体験をしてみましょう。そして受験の最後は体力勝負です。今から体力作りは重要です。

 画像2007.05.11 003.jpg☆聖園女学院中の年間目標は生徒が自主的に決めます

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

July 12, 2007

中学受験 5年生の夏

 今日は5年生のお話しです。実は、中学受験で一番辛い山を越えなくてはならないのが5年生です。決して6年生ではありません。と言うのには大きく二つの理由があります。

 ●精神的に幼い部分と成長する両面が複雑にせめぎ合う時期だから

 ●5年生の2学期の学習内容が最も難度の傾斜が高いから

 つまり、子どもたちは自我が芽生える時期にさしかかり、しかも学習内容が高度になるため、家庭内でも親子のバトルが日常茶飯事なったり、塾でも友達とのトラブルが生じたり、日ごろの生活に変化が現れ始めるからです。

 そのため、この時期は次のようなことに注意して過ごしてほしいと思います。

 ○子ども扱いから一人の人間として尊重し、大人扱いをする

 ○勉強面や生活面の悪いところをそのままマイナス評価するのではなく、よい面をプラス評価してあげる

 ○小言のようなせりふ、態度を極力抑え、指示は具体的で効果的に


 5年生の夏は40日間を3つの期間に分け、始めの3分の2は復習に当てます。そして、お盆明けの後半は2学期の準備をしておきましょう。特に算数と理科です。算数では比の学習、理科では物理・天体・化学の範囲が難しくなっていきますので、ある程度、最重要単元を抜粋して予習しておくことをお勧めします。

 5年生の夏を境に、毎年全く変化なく9月を迎えるグループと、ちょっと大人っぽく、挨拶や丁寧語を使ったりと精神的な成長を迎えるグループとに分かれます。しかも、このことが以降の学習意欲や効果にも微妙に影響を及ぼします。そんな意味でも、子どもの変化を敏感に察知し、上手に大人扱いをしてほしいものです。

 最も効果の高い方法はほめることです! 明日は4年生の夏休みのお話をしたいと思います。

画像2007.07.09 014.jpg

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

July 11, 2007

中学受験 6年生の夏

中学受験にとってこの夏休みは大きな意味を持つ40日間となります。特に受験学年の6年生は入試まであと半年、学習領域もおおかた終了し、やるべきことは総復習になります。既習範囲の復習ですから問題が解けないと困るわけです。しかし、残念ながらそうではないものも出てくるため、夏休みは学力を向上させる前に、各教科、各単元のチェックだとご理解ください。ところが、多くの親御さんはここでどんどん入試問題を解かせ実践力と得点力を伸ばして欲しいと願うわけです。しかし、実態は上記のようにバラバラな点をきちんと線で結んであげることが大きな目標ですから、この手順を誤ると秋以降の模試でも乱高下の激しい結果となります。子ども達には常に学習の全体像を見させ、その領域の中で確実に習得できているところとそうでないところを子ども達自身に把握させることが大切です。自分で自分のことを客観的に知ることが受験生にとっては「気付き」で大切なことになります。

以上のような点で、ご家庭での親御さんの認識と私達の認識のズレが生じないように、塾の学習は塾任せではなく、塾で行われている内容についてその目的と経過および結果を把握しておくことをお勧めします。

 画像2007.07.09 010.jpg☆栄光学園


明日は夏の5年生についてお話しします。


投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

June 21, 2007

待たせる子ども 待てる親

 夏を前にご相談も増えてきました。その中で気がついたことがあります。それは学年とともに、もうここまできたからと、最後の半年間、1年半を我慢させる親御さんが予想以上に多いことです。目の前のわが子が連日連夜に渡って塾で莫大な演習量をこなし、さらには帰宅後またさらに復習と宿題と、自分達にも出来ないほどの学習量かも知れません。そして、「わかってはいますが、それだけやらないと合格しないから・・・」です。つまり、今の勉強が志望校に合格するためだけの手段になっているということなのです。勉強は単なる手段なのでしょうか?いいえ、それは大きな間違いです。勉強は生きていくために必要なことですから、間違ったとらえ方をすれば生きていくことに影響を及ぼす重大な問題につながります。

 つまり、何もかも犠牲にし、子どもたちの許容量を越える受験をしてしまうと、必ずその後で大きな傷跡を残します。精神的あるいは肉体的にも、取り返しがつかないことにもなりかねません。もう一度、原点に戻りましょう。目の前のわが子はいったい何のために勉強しているのでしょう。人はいつになっても学習を続けるのはなぜでしょうか。その先に答えが見えてくるはずです。

-----------------------------------------------------------------------------

 今日の授業ではこんな場面を見て嬉しくなりました。辞書を片手に「ええと、『定義』とは概念の内容を限定すること。えええ!?『概念』?? ええと・・・事物の本質をとらえる思考の形式~!『本質』!?『本質』とは・・・あるものをそのものとして成り立たせているそれ独自の性質・・・」とまあ、ネットサーフィンではなく言葉サーフィンです。大人の辞書で言葉を調べても説明が難解で、さらに言葉を調べていかなければわからないのが現実です。ざっと、これだけでも十数分かかります。しかも、このように自分で言葉サーフィンが出来る子は意識の高い子に限られます。多くの子は途中でまあいいやとボードから下りて海から上がってしまうでしょう。このようなサーファーでは、大きな波には乗れません。その日一番の波に乗れる子は、じっと沖で待てる子です。こういう子こそ、本当の意味でのサーフィンの楽しさを体で満喫することでしょう。

 
 待たせる大人と待つ子どもは避けたいものです。

 ☆「中学受験 の目的」はこちらから
 

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

May 23, 2007

成績を上げてくれるんですか!?

 このところ唐突に電話の向こうからこんなご質問をされるお母さんがいます。しかも、初めてのご連絡にも関わらず。あげくの果てには「志望校に合格させてくれるんですか!?」と切り出します。初めてお話をさせていただくわけで、しかもお子様のことも拝見したことがないのに、なんと答えてよいのやら? きっと大切なわが子をどうしても志望校に合格させてあげたいという親の熱い思いからでしょう。しかし、ご自身の名前も名乗らず、初めて話す相手にこのような質問をされても正直困ってしまいます。軽はずみなことも言えません。


 いつも僕はこう答えるようにしています。「大変申し訳ありませんが、なんとも言えません。なにせ、お子様を直接見させていただいたこともございませんので・・・」と。すると、そのままガチャン!と電話を切る方もいらっしゃいます。

 
 私達に限らずどの塾もお預かりする子ども達の成績を上げ、志望校に合格するように指導するのは当然の責務です。しかしあえてこのようなご質問をされても普通は「頑張ります!」としか答えられないでしょう。万が一、初めてなのに「お任せください!」とか「大丈夫です!」などと答えるようなところがあればそれこそ問題でしょう。

画像2007.03.28 001.jpg ← 中学受験 『合格への最短コース』より・・・親子の二人三脚がうまくいけば、中学受験は家族の絆を強めてくれるものになります。どんな時も家族のだんらんを大切にしてください・・・


 私達は親御さんと共に子ども達を支えるパートナーであり続けたいと思っています。二人三脚の中学受験です。結んだ紐がほどける前にゴールしようと強引に走るよりも、まずは紐の正しい結び方から確認しています。

 ☆「受験を振り返って」はこちらから

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

May 10, 2007

中学受験のメリット その2

・精神的な成長・・・中学受験はある意味過酷な面も多々あります。模擬試験での成績は大学受験以上の細かな分析によって定期的な結果が提示されます。その末にやってくる中学受験はまさに自分一人で難しい入試問題に挑みます。12歳という年齢で挑むのは確かに大変なことです。しかし、子どもの順応性はすばらしく、しっかりと実力を発揮してくれるものです。


   画像2007.05.11 016.jpg

↑教育にふさわしい環境 ☆聖園女学院中学

 毎年受験生を送りながら感じることは、受験の1週間で子ども達は大きく成長するということです。きっと、2歳も3歳分も成長している気がします。だからこそ、受験が終わってみると、突然敬語を使い出す子や、入試までの取り組みを客観的に分析したりするように、受験を通して成長する子ども達は素晴らしいといつも関心します。

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

May 09, 2007

中学受験のメリット その1

 中学受験はたくさんのメリットがあるからこそ、その大きな山を登ろうとします。それでは具体的にどのようなメリットがあるかをお話ししたいと思います。


-------------------------------------------------------------------------------

画像2007.05.11 004.jpg
↑落ち着いて本が読める 聖園女学院中学校の図書館(シスターがご案内です!)


・高校受験や大学受験がない・・・大学附属校であれば、高校だけではなく大学受験もありません。よって、この10年間あるいは大学院も加えると12年以上の間、興味のあることに集中できるのです。学問もよし!部活もよし!友達作りもよし!人の成長にとても大切な長い思春期を受験に縛られず、子どもらしい生活が可能になります。


・学習習慣を身につける・・・中学生あるいは高校生に向けた学習習慣を身につけることができます。これは、将来に向けてとても大切な取り組みです。実は中学受験の目的の中で最大だと思います。自分で学習する習慣が身についた子は、中学・高校でさらに大きな伸びを見せます。


・多くの知識を習得する・・・中学受験の学習内容の多くは、また中学あるいは高校でも学習する範囲です。そのため、分野によっては中学の予習も兼ねるわけですから、中学・高校ではより深い領域の学習が可能になります。また、この時期にたくさんの知識を身につけることは、これから活きていく上でも必ずプラスになります。


・我慢強さと辛抱強さを身につける・・・なんだかんだ言ってもまだまだ幼い子ども達です。本来は遊ぶことが仕事です。しかし、志望校合格という大きな目標に向けて遊ぶこと、のんびり過ごすことなど多くの誘惑に負けず、一心不乱に勉強に向かうことは、大きな我慢と忍耐を養うことにつながります。多くの子は、中学受験で一番勉強したと振り返ります。それぐらい邪念も少なく、誘惑も少ない時期に、全てのエネルギーを受験にぶつけることができます。


・親子の絆が深くなる・・・家族にとって最初で最後の大イベントです。もう中学生以上は親が子どもの勉強に関わる機会はほとんどなくなります。そのため、受験勉強での親子二人三脚は生涯忘れることができない親子の思い出となって、知らず知らずの間に絆を深めているのです。だからこそ、いつも子ども達を信じてあげること、どんなことがあっても支えてあげることが大切です。じっとじっと親の方が我慢なのです。そしてそれは受験が終わっても続く子育ての根本的な考えでもあります。


☆続きは「中学受験 合格への最短コース」で

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

April 12, 2007

中学受験 1学期の学年別学習内容

 中学受験のカリキュラムは特殊なものがたくさんあります。その中でも最もたくさんの種類の多いものが「算数」になります。次に「理科」になるでしょう。内容によっては中学あるいは高校の内容に近いものもあります。「理科」や「社会」は中学で復習になるものも結構あるものです。
 
  画像2007.01.28 011.jpg


 中学受験では毎週毎週新しい単元が4教科で続くと、そのペースに置いていかれることが多々あります。そうならないためにも多くのお母さんが子ども達の御尻を叩きます。先に行き過ぎても「先走り」となり、遅れすぎると「ついていけない」という状況になってしまいます。

 いつも同じペースで進められればこんな理想形はありません。しかし、現実はそううまくいかないものです。要は「優先順位」ではないでしょうか。短いスパンでもこの優先順位をつけてあげることで子ども達はどれほど楽になることか、いつも4教科が横並びというわけではありません。

 ☆続きはこちらから→1学期の学年別学習内容はこちら

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

April 05, 2007

中学受験・1学期の過ごし方

 4月の新学期が始まりました。では簡単に学年別の学習内容と過ごし方をお話ししましょう。

 どの学年も共通で《国語》はほぼ一定量を継続します。漢字と知識の習得はていねいに。そして読解は週に2から3本程度。また並行して読書は月に1冊から2冊程度。入試に出典された作品や本日の「書店大賞」作品もよさそうです。

  画像2006.05.18 024.jpg

 
▼6年生・・・《理科》は電気・天体・浮力・滑車・輪軸・てこと理科計算も多く、原理を重視。《算数》は比と速さの特殊なパターンへ、図形は回転・移動など二次作業を伴います。《社会》は世界と時事です。《国語》も入試頻出の知識が目白押し。いわゆる入試に直結した範囲ばかりです。

 さらに毎月実施の外部の模試、忙しい半年間です。時間の管理を含め、生活全般の管理が基盤になります。実質、あと3ヶ月間の学習で全範囲が終了となります。

 日々のニュースに関心を持ち、徐々に入試問題の演習も始まります。学校での最高学年も加わり、精神的にも成長の時期です。大人扱いをしてあげることでしっかりとした精神力を身に付けましょう。


▼5年生・・・《算数》ではいよいよ割合が始まります。ここからは入試範囲です、数列・平均・立体・円とおうぎ形も続きます。《理科》では月・てんびんとばね・音と光とこれまた最重要範囲。《社会》は工業のまとめと日本各地の特色へ。

 地図、写真、ニュースから身の回りの出来事に関心を持たせましょう。そろそろ自分で毎日の学習準備もできるころ、徐々に切り離して自分でさせてみてはいかがでしょうか。


▼4年生・・・受験勉強らしくなってきます。《算数》では平面図形・立体図形・植木算・場合の数と続きます。《理科》は太陽・月・物質の変化を学習。《社会》は日本各地の学習です。ノートの使い方、復習の仕方、資料の利用など、受験勉強の取り組み方をマスターしていきましょう。

 4月はあっという間に過ぎます。そしてGW、4月の疲れを癒すころに、入梅と、変化の激しい半年間。くれぐれも勉強漬けにならないよう、体力と気力の鍛錬も忘れずに。

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

April 02, 2007

塾選び

 スタートの4月が始まりました。
塾選びも本格的になりました。そこで、今日は塾選びのポイントをお話ししたいと思います。

 ・ご家庭の方針に合った指導体制・・・受験に関する考え方が常識的かどうか(受験に向けて何もかも犠牲にする考え方は問題です。子どもらしく無理のない範囲での受験スタイルが望ましいでしょう)
 ・通塾日数と授業時間数・・・中学受験の標準は5年生で週に3日前後の通塾です。これ以上あるいは週の過半数が通塾日数では消化不良になります。
 ・スタッフ・・・直接わが子の指導にあたる先生がどのような人なのか、結局はここが最も大切です。塾のブランドや実績以上に、年間あるいは受験まで学習指導・進路指導・受験指導を担当するスタッフを確認しておきましょう。頻繁にスタッフの移動のあるところだと子ども達が落ち着きません。
 ・安全性・・・今や子どもを預かる機関は安全性重視が鉄則となっています。安全管理体制を確認しておきましょう。
 ・環境・・・私立学校も同様ですがハード面も重要な基準になります。明るさ、清潔さ、そして雰囲気など、子どもたちが落ち着いて学習できる環境が大切です。その際、ぜひ、トイレものぞいてみておきましょう。
 ・カウンセリング・・・受験は何かと悩みや迷いがつきものです。普段から気軽に相談できる関係が欲しいものです。℡、メール、あるいは面接など、リアルタイムで対応できるフットワークが子どもを守ります。
 ・その他・・・塾選びはお知り合いの子にとって合っていたからと言っても、わが子に合うという保障はありません。子どもの個性も異なりますし、ご家庭の環境も違います。お子様を伴って、何度か塾を訪れ、担当する先生や責任者の方とお話しをする場を設けましょう。そして、最終的には子どもの印象や直感も尊重してあげてほしいと思います。塾に通うのも、受験するのも子どもたち自身だからです。


画像2006.05.18 021.jpg


 よい指導者(アドバイザー)とのめぐり合いが、受験における親子の支えになります。慌てずに冷静にお選びください。また、何かご相談やご質問がありましたらご連絡くださいませ。

 ☆「塾の活用法」はこちらから

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

March 28, 2007

中学受験・『合格への最短コース』 新刊!

□新学期を前に受験勉強や学校選びなど、ご相談が増えてきました。昨晩も、わが子が5年生の冬から受験をしたいと言い、そのまま近所の塾に通わせて4ヶ月が経過するものの、日々深夜まで勉強しても一向に楽にならず、親子で涙することが増えているというご相談を受けました。

□お話をうかがっていてこちらも辛くなってきます。結局、中学受験におけるメインカリキュラムである5年生の範囲が抜けたまま、6年生のカリキュラムに入り、しかも一斉指導形式の塾での授業はもはや雲の上。本当に本人は辛い毎日だと思います。

□毎年このような親子のご相談をお伺いしながら、中学受験を目指すと決めた時、ぜひ一度読んでほしいという思いを込め、私達が目指す理想の中学受験を1冊の本に記しました。

□4月5日ごろの発売予定です。題して『中学受験・合格への最短コース』(しののめ出版)どうぞ、よろしくお願いします。

画像2007.03.28 001.jpg


詳しくはこちらから → 『中学受験・合格への最短コース』はこちら

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

March 17, 2007

明日は明日の風が吹く

OBの高1男子のお母さんから電話があったのは昨晩遅く。しかも、数年ぶりの連絡にただならぬ気配を感じたものの、冷静に話しをうかがうことに。・・・怪我や事故ではないらしい。

どうやら学校の進級に関わる相談のようだ。結局、学校の勉強以外に興味がいってしまい、ギターにサッカー三昧の2年間を過ごしたようだ。

 
画像2007.03.15 005.jpg

※写真と本文は関係ありません

今日は親子で顔を出してもらった。中学受験の時を思い出し、あれほどがんばって進学した学校だったのに。今からできること、あきらめずにやれることは何か。今晩は親子で眠れぬ一晩を過ごすことになるだろう。明日は明日の風が吹く。天使が微笑んでくれることを期待して吉報を待とう。

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

March 04, 2007

中学受験・合格と不合格

 中学受験に限らず、小学校受験でも大学受験でも必ず「合格」があれば「不合格」もあります。そして、当然「合格」は嬉しいものですが、私たちの仕事は「合格」した生徒を褒めること以上に、残念ながら「不合格」になった子をしっかりと支えてあげることだと思っています。


 ところが、子ども達が合否の結果を塾へ報告してくれるため、この両者が隣り合わせになる場面がしばしばあるのです。しかも、子どもの世界は残酷なところがあって、お互いに容赦なく「どうだった?」と聞くのです。そばにいると本当にハラハラドキドキの連続です。すると、残念ながら「不合格」の子はその答えに詰まります。この仕事をしていて一番辛い場面がこの場に遭遇した時です。今でもできることならそんな鉢合わせは避けてあげたいと願っています。


 でも、こんな場面を乗り越えることもまた大切かも知れませんが、その前にきちんと「不合格」だった子を慰め、そしてこの悔しさを胸に、必ずリベンジするぞ!という気持ちにさせてあげることが自分の役目だと思っています。

 以前、やはり「不合格」を報告に頑張って来てくれた女の子がいました。しかし、その子はずっと3時間もの間、何も話さずに、壁に空いていた小さな穴をずっとその小さな指で掘っていたのです。無心で掘っていました。3時間という長い長い時間が経過したため、その穴は、野球のボールほどの大きさの穴になってしまいました。ところが、何を思ったのか、3時間が経とうとした瞬間、その子は急に涙を拭き、顔を上げ、胸を張って帰って行ったのです。そして翌日、見事に第一志望校に二度目の受験でリベンジしたのでした。僕はこの穴を目にするたび、あの時の光景をはっきりと思い出します。ただただ横で見守るだけの自分のことも。


 今も受験期になると顔を出すOB、OGがいます。その子達に共通するのは、受験を通して悔しい思いもし、また、最後にリベンジを果たした子達です。そしてこの時期に体験した悔しさで、多くのことを学習しているなと感じます。いわゆる心の痛みのわかる子に成長していると実感します。ですから、決して「不合格」を恥ずかしいなどと思わず、悔しさをしっかりと受け止め、次のステップの糧にしてもらいたいと思います。

  画像2007.02.04 012.jpg

   


 私達の目指す理想的な中学受験は、まずは受験までのプロセスを大切にすることです。山あり谷ありの受験までの間、子ども達に関わる全員が全力で応援してあげることです。それによって、子ども達の頑張りも勢いが増すものです。まずは大人の本気を見せてあげましょう。その先に必ず「合格」という文字が見えてくるはずです。

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

March 01, 2007

中学受験・塾漬けの垢をそぎ落とす

 ある難関中学と呼ばれる学校の教頭先生と話しをしました。その中で、最近の子ども達がどのように変化しているかをうかがいました。すると、明らかに二極化を見せているということです。つまり、自我が強い子とそうでない子の差が激しく、真ん中の子がいない。結局、バランスのよい子が減ってきているということです。これはとても心配なことです。

 
  画像2007.02.28 002.jpg

 そこでこの学校では、中学受験における「塾漬けの垢をそぎ落とす」ため、中1・中2では野外活動を積極的に行い、子どもが本来持っているみずみずしさをもう一度呼び起こしてから本来学校が目指す人間形成に向けて育てるそうです。いわゆる中学受験の弊害を認識されていらっしゃる対応です。


 これが現実です。 このようなことにならないよう、12歳らしい受験を目指したいものです。単なる合格するためだけの勉強ではなく、先につながる学習をさせたいものです。


投稿者 yoshinori_y : 12:00 PM | コメント (0)

February 18, 2007

中学受験・子どもの器を育てるイベント

塾として大切なお子様をお預かりし、成績の向上と志望校合格を果たすために全力を尽くすことは私的な教育機関として当然の責務と考えます。

ただし、単なる受験のためだけのテクニックを身につけ、合格するだけの関わりでは私達もそうですが、子ども達にも限界がやってきます。子どもの好奇心を育み、さらに特性を伸ばしながら学習習慣を身につけてどのようにしてその先につなげられるか、私達は追求し続けています。

画像2007.02.16 005.jpg


そんな私達と同じ思いで子ども達に幅広い教育提案をしている機関が フューチャーズキッズ社です。そして、この春休み、ワールドワイドでダイナミックなイベントに私達hotlineファミリーの方々も参加できることになりましたので、ご紹介します。

→ 詳細はこちらからお進みください

http://www.futurekids.co.jp/

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)

February 14, 2007

忍耐

 昨日 卒業生から受験勉強で使ったテキストや問題集をいただいた。ページをめくると、熱心なお母さんの意気込みが伝わってくる。算数の問題集では、何度も何度も繰り返し解けるまでチャレンジしたチェックマークが記されている。その間、どれほど親子のバトルがあったことだろう。

 でも、できないものをできるまで取り組むことの大切さが伝わってくる。

0214.jpg

 受験=「忍耐」である。

投稿者 yoshinori_y : 06:29 PM | コメント (0)