November 07, 2007
中学受験 得点力アップ法
中学受験における入試問題ではその内容から次のような分類ができます。
1 知識要素
国語・・・漢字、ことわざ、慣用句、熟語、文学史、文法、その他
算数・・・一行問題(特殊算を中心とする公式を用いた分野)、単位、その他
理科・・・生物、地学、物理、化学の各分野の知識
社会・・・地理、歴史、政治、時事の各分野の知識
2 思考要素
国語・・・長文読解(物語文、論説・説明文、随筆文、詩、短歌、俳句など)、記述など
算数・・・大問(数の性質、速さ、図形、場合の数、割合、推理など)
理科・・・総合問題(各単元の原理の理解、実験に関わる理解、その他)
社会・・・総合問題(各分野ごとの総合理解、その他)
3 その他

☆ターヘルアナトミア
そして、これからの80日間では、項目1に関する知識の総点検が得点源の下支えとなってきます。よって、毎日各教科の知識にあたる学習時間を確保したうえで、項目2の総合演習に取り組みます。
(学習配分例)
○知識分野・・・毎日:算×30分、国×60分、※理×60分、※社×60分 → ※理科・社会は1日ごとに交互に学習する。合計2時間~2時間半程度。
○思考分野・・・毎日:算×60分、国×60分。土・日:理×60分、社×60分を加算する。合計2時間~4時間程度。なお、この中には入試問題演習も含めます。
特に土・日の使い方がポイントになってきます。限られた時間を有効に活用しましょう。
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
November 01, 2007
学びの原点について
受験学年に限らず、ていねいな学習のできる子は、大きな成績のブレが少ないと言われています。それは、言い換えると大きな失点をおかさないことです。その中で最も大切なことは 【ていねいに読む】 ことです。では、【ていねいに読む】 とはどのようなことでしょうか。
・一度で全体が理解できること
・語句を読み間違えたり飛ばし読みしないこと
・キーワードになる言葉や重要な語句に印をつけながら読めること
この3点が重要になります。これができるためには、普段から次の練習や準備を欠かさないことです。
・ゆっくり音読をする
・わからない語句は必ず調べる(いつも横に国語辞典を置く)
・読書や新聞などの活字に触れる
どの教科にも通じることですし、中学受験に限らず生涯にわたる学びの原点のように思います。
☆ hotline(ホットライン) HPを更新しました

☆角館(秋田)の紅葉
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October 30, 2007
中学受験 チャレンジすること
受験生は模擬試験が継続的に行われます。自分では一生懸命に頑張っているつもりでもなかなか成果が出ないときほど苦しいものはありません。そして、そんな状況が2ヶ月も3ヶ月も続くとだんだんと不安以上に心に空虚感が生まれ始め、なかなか勉強に身が入らなくなってきます。
自分だけが苦しいのではありません。他の受験生も同じ状態です。しかし、中学受験は残酷です。人より1点でも得点をしない限り合格はありません。だから苦しさに耐え、自分の限界を徐々に徐々に高められた人がその栄冠を勝ち取ります。
そのためにも、秋~冬の学習にはこれまで以上のねばりと我慢が必要です。あきらめずに何度も何度もできるまでチャレンジしましょう。
☆紅葉前線到来
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
October 25, 2007
得意分野で勝負する
中学受験は4教科受験が主流ですが、このところの模擬試験を見ていると、どうしても苦手な教科に目が行ってしまいます。しかし、苦手な教科をさんざん克服しようとしてもなかなか困難が付きまといます。その最も大きな要因は「苦手意識」です。心の底からなんとかするぞ~!と思わない限り、なかなか改善は見られないものです。
反面、得意教科をさらに伸ばすことは精神衛生的にも健全です。しかも、算数と国語が得意教科だと入試に最も強い傾向になります。算数または国語を武器にすると大きな期待ができます。

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October 24, 2007
中学入試まで まだ100日!
いよいよ中学入試まであと100日となりました。多くの親御さんも受験生もひしひしと実感していることと思います。しかし、気は焦るもののなかなか落ち着いて勉強に集中できません。成績のこと、学校選びのこと、塾のこと、家庭学習のこと、友達のこと・・・、気になって気になってしょうがないなんてことはありませんか?
それは 【入試まで もう100日しかない! 】 と思うからではありませんか。もう100日しかないという気持ちで空回りすることではなく、 【 まだ100日もある! 】 という発想で、目の前の学習に集中して取り組むことです。この100日間こそ、真の受験勉強になります。得点源の知識の総点検、合格を突破するための入試問題演習など、受験対策はこれからです。
まだまだやれることはたくさんあります。焦らずにじっくりていねいに取り組みましょう。
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October 16, 2007
何のための勉強でしょうか
ここに来て、「いったい何のための勉強だったのだろうか?」と親子で悩み、相談に来られる方が増えてきました。4年、5年そして6年になり多くの時間と学習量、さらには見えない重圧もかかりながらの日々についに疑問を感じ始めたようです。
それはそうです。10歳、11歳、12歳の受験ですからできること、できないことがあります。同時に、この時期にやっておくことがたくさんあるはずです。家族の団欒、自然とのふれあい、友達と楽しく遊ぶこと、さらにはよい本と出合ったり、興味のある体験学習をしたりと、今しかできないことがたくさんあるはずです。そのどれもを犠牲にする受験勉強に果たして価値はあるのでしょうか。答えは明確です。いずれ実感するはずです。でも、その渦中にいる時は見えないものです。
勉強はたとえ学校の勉強でも受験勉強でも、あるいは高校・大学の勉強でも楽しくなければ身に付くものも身に付きません。しかも、最も楽しく無心で取り組めるのが中学受験です。どんどん興味のある分野を突き進みましょう。関連のあることをもっと調べてみましょう。初めて見る言葉、初めて聞く単語も正しい用法を知っておきましょう。4年生、5年生では毎週のカリキュラム以上にこれらの時間を大切にしていきましょう。

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October 04, 2007
効率よい学習法
大人もそうですが、同じことをずっとしていると段々疲労度が増してくるのがわかります。しかし、順応性の高い子どもはさほど疲労を感じません。しかし、明らかに勉強の効果は低下します。そこで、上手に学習内容による組み合わせを考えないと、時間はかけているものの意外と成果が上がらないということにつながってしまいます。

(例)6年生の場合・・・
・10分(計算や漢字のような集中力を高めるもの)→45分前後(じっくり考えるものA・算数や国語読解)→休憩5分(飲みもの・トイレ)→15分(暗記物A)→45分前後(じっくり考えるものB・算数や国語読解)→休憩5分(飲みもの・トイレ)→15分(暗記物B)→45分前後(じっくり考えるものC)→15分(暗記物C)・・・
というようにトピックをはさみ、思考力や応用力を必要とするものと暗記物をうまく交互にすると頭の中もあまり重たくならないようです。また、暗記物は短い時間にパッパとすることが大切です。
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September 25, 2007
気分転換
勉強の合間にちょっとした気分転換も必要なときもあるようです。

☆ このコインから3枚だけ移動して逆さまの三角形を作れるかな?(△→▽)
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August 29, 2007
真の学力=我 慢+継 続
暑いと我慢の限界も短くなりがちです。しかし、我慢してこそ真の学力につながることも確かです。算数では何度も図を書き直す、条件の整理の仕方を工夫する、考えられることがらを書き出すことなど、ある程度の時間をかけても取り組ませたい分野・問題があります。あきらめず繰り返し繰り返し復習する子は必ず成績に直結していきます。しかし、簡単にあきらめ、中途半端で理解したつもりになる子は、いつになっても考える力が身につきません。
国語では長めの長文をていねいに読む、字数の長い記述も直しをしながらも完成度を高めることなど、算数同様に粘りと我慢が必要です。特に記述はすぐにその効果が表れません。継続して取り組み、書ける量が増えていく、あるいは文章がわかりやすくなるものです。小・中学生の場合特にこの変化が顕著です。
ところが最近の子ども達は書くことをあまりにも行っていません。この夏休みに日記すらあるいは読書感想文すら課題として提示されていない子も少なくありません。子ども達の書く力はいったいどこでどのように養っていくのでしょうか。もしかするとそのまま放置される可能性も大です。
親子の交換日記でも構いません。1週間のできごとを書き記す「週記」でもよいでしょう。空想的な子だったらお話を作ってみてもよいと思います。今からでも継続的に書く訓練をしてあげましょう。しかし、やりなさいと言ってもやり方を知らない子ども達です。まずは私達が手本を見せ、簡単にやれそうだ!なるほどそうやればいいんだ!という印象を与えるきっかけを作りましょう。

☆ 2007年夏 子ども達の力作 「5年社会の課題・年表作り」 一生の宝物です!

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August 20, 2007
言葉で優しく、態度で厳しく
そろそろ夏の終わりも見えてきました。そこで、今日は復習の鬼になる術をお話ししたいと思います。
中学受験に限らずどんな勉強でも復習はとても大切です。しかし、これを嫌がる子どもが多いのはなぜでしょうか。それは面倒だからです。逆に好きな教科や好きな単元あるいはできる問題から手をつけたり、できそうな問題しかやらない子がいます。
でも、これではいつまでたっても苦手な分野の克服にはなりません。では、どうすればよいのでしょうか。結論は指示を出す側にあるということです。つまり、復習に対し厳しい目を持っている人に対しては手を抜きませんが、そうでない人に対しては手を抜くことを覚えるものです。例えば、「今日は○○算の復習が終わらない限りは勉強を終わらせません」という説明の仕方と、「今日は○○算の復習ができたらやろうね」では子ども達にとって180度以上の違いを感じるものです。当然、後者の場合には「わからない!」とか「できない!」あるいは「疲れた!」「眠い・・・」などとあの手この手を使って逃げようとします。
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August 08, 2007
中学受験 柔軟な考えと工夫Ⅰ
小学生の算数は抽象的なものを具体化することです。そして、そのために「線分図」や「面積図」「グラフ」「樹形図」やいろいろな図や表を用いて学んでいきます。そしてそこから考え方や解き方を確認していきます。そのため、「なるほど~」とか「そうなんだ~」・・・と言った驚きや感動を体感するのも算数の面白さです。いかに手を使って目に見えるものに置き換えていくことが大切かを学習していきます。
『数の性質』では書き出して調べることできまりがわかり、規則性を見出します。
(例) 1~200までの整数の中で、「5で割れば3あまり、3で割れば2あまる数」は( )個あります。
(女子学院中 改編)
5で割って3あまる数・・・3、8、13、18、23、28、33、38、43、・・・
3で割って2あまる数・・・2、5、8、11、14、17、20、23、26、29、32、35、38、・・・
これから二つの条件に共通する数は、8、23、38、・・・と15の等差数列で出てくることがわかります。
よって、求める数は 8+15×□≦200 より、□=0~12の合計13個となります。
※数の循環、いろいろな数列
① 1÷7=0.142857142857142・・・ → (142857)のくりかえし
② 7を100回かけたときの一の位の数字の求め方 → 7×7=・9、7×7×7=・・3、7×7×7×7=・・・1、7×7×7×7×7=・・・・7、7×7×7×7×7×7=・・・・・9 ・・・ → (9、3、1、7)の くりかえしで、100÷4=25 このくりかえしがちょうど25回だから、求める答えは 7。
③
・1、3、5、7、9、11、13、15、・・・(等差数列)
・1、2、4、7、11、16、22、29、37、46、・・・(階差数列)
・1、4、9、16、25、36、49、64、81、100、・・・(平方数の数列)
・1、8、27、64、125、216、343、・・・(立方数の数列)
・1、1/2、1/4、1/8、1/16、1/32、1/64、・・・(等比数列)
『場合の数』では基本がツリーによる書き出しです。順列でも、小学生の場合は先に公式を与えず、まずは書き出してそれぞれが同じになることを確認した上で積の法則を説明します。
(例)A三、B美、C雄の3人の並べ方
A-B-C、A-C-B、B-A-C、B-C-A、C-A-B、C-B-Aの6通り。計算では □(3通り)□(2通り)□(1通り) → 3×2×1=6通り
(例)A三、B美、C雄、D太、E子、F恵の6人の並べ方 6×5×4×3×2×1=720通り
『速さ』でも線分図を上手に用いると旅人算や流水算と言った単元で威力を発揮します。さらにダイアグラムを用いると旅人算も相似形に置き換えて解くこともできます。
そんな小学生特有の考え方、解き方がたくさんあるものです。中学受験を通して、このような感動と驚きをたくさん味わってもらいたいと思います。そして勉強が楽しいものなんだという気持ちを大切にしてほしいと思います。
☆【2007年 中学入試 国語入試問題 出典一覧】は こちらから
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July 26, 2007
中学受験 継続の力
夏期講習真っ只中ですが、普段のときと講習期間中の子ども達の様子を見ていると、やはり継続で学ぶという大切さを痛感します。普段は1教科 週に1回あるいは2回程度の授業ですが、この講習期間中ですと継続して数回の学習が可能になります。すると、昨日学習したことを翌日に復習をしてあげるとほとんど覚えています。そして、面白いことに子ども達の記憶の中には講習期間中に学習したことがらが結構記憶の中にとどめられて、数ヶ月あるいは翌年などのふとしたときにその記憶がよみがえるらしいのです。学習した順番まで覚えている子もいたりするのには驚いてしまいます。
いかに継続して学習することが大切であるか、しかも、復習と新しい学習の繰り返しの中で定着が深まるか、この夏も実践していきたいと思います。ご家庭では、この復習を繰り返し繰り返し行ってください。特に間違えた問題は夏の間に3回は繰り返しておきたいものです。その日に1回目、3日後に2回目、2週間後に3回目と言った目安で取り組んでみてください。
【無理なく 無駄なく 元気よく!】
☆ 中学受験 『合格への最短コース』
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July 18, 2007
中学受験 夏の計画の立て方
夏休み直前、この1週間で試運転開始です。家での生活における目安をご説明したいと思います。
【タイムテーブル】
日曜日・・・予定を一切入れず、調整日としておきます。予定通りにいかないものは、日曜日で調整します。また、予定通りに進んでいる場合は、翌週のものを前倒しで行うか、読書や調べ学習あるいは体験学習に出かけましょう。
月曜日~土曜日・・・午前中が勝負です。学習時間帯は午前・夕方~夜に確保し、午後~夕方はフリーで可能な限り体を動かしたり、体験学習、自由時間としておきましょう。
※学習時間帯:午前(9:00~12:00の間で計画しましょう)、夕方~夜(16:00~20:00の間で計画しましょう)、その他、読書、自由時間、散歩、体力作り、習い事、お手伝いなどの項目を書き入れます。
また、夏は早寝早起きです。遅くとも22時には寝れる体制にし朝は6時~7時には起床しましょう。
【メニュー一覧】
家で取り組む学習内容についてあらかじめ書き出しておきます。
(例)
・算数・・・計算問題(1日10問)、一行問題(1日10問)、問題集の復習(1日5問)、塾の復習
・国語・・・漢字練習(1日10個)、知識(1日2ページ)、長文読解(2日に1題)、週記(1週間の出来事をまとめる)、新聞の要約(1週間に3題)、塾の復習
・理科・・・知識の復習(2日で30分)、問題集(1日2ページ)、塾の復習、テーマ別レポート(夏に5テーマ、生物・科学・化学・地学・物理)
・社会・・・知識の復習(2日で30分)、問題集(1日2ページ)、塾の復習、テーマ別レポート(夏に5テーマ、地理・歴史・政治・時事・環境)
以上、ここまでの取り組みで夏の準備を具体化しておきましょう。
☆玉川聖学院中学 高等学校 水口 洋教頭先生の本
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July 16, 2007
中学受験 夏の学習について
いよいよ40日間の夏休みが迫ってきました。中学受験生にとっては長くて短い夏の40日間です。つまり、各教科の担当者は生徒一人ひとりにあれもこれもともりだくさんのメニューを考えます。つい、その子を思う愛情から気がつくともりだくさんになることもしばしばあります。しかし、現実的にはあれもこれもと欲張りすぎてもかえって中途半端になることもあるものです。結局は大人の欲と子どもの能力の温度差というものがこのギャップとなります。
大人の考えでは1学期にやったことだからこの夏にもう一度復習しておけば大丈夫だろうと思います。ところが意外にできないものです。具体的には今年2月~3月に学習した範囲も徐々に消え始めてくる時期です。約半年近くその範囲の学習から離れると大人でも忘れるものです。そういう意味でも、この夏は思い出すものとさらに応用・発展に進むものに分かれると認識しましょう。でも、ここで大事にしておきたいことは、算数や理科計算分野の理屈をいい加減にしないということです。子どもは段々と学習量が増加してくると、無機質な取り組みになる場合があります。
これは、ただ単に演習量だけを課し、内容によって立ち止まる柔軟な取り組みをしない場合に起こります。しかし、近年の入試問題は単なるパターン演習とは異なる出題傾向が増加しています。ちょっと、立ち止まって考える問題、今まで見たことのない新傾向の問題など一つひとつの精度が要求されています。自分が感じたこと、自分の考えや意見を自分の言葉や図で示すことはある意味、プレゼンテーション能力でもあります。さらにはコミュニケーション能力でもあります。これからの入試はこの2つの能力が必要であり、これは現代の社会が臨んでいることでもあります。まさに大学入試でも同様の傾向です。
だからこそ、この夏は知識の確認や算数の一行問題のようにてきぱきと正確に処理をするものと、作図や作業、記述といったじっくり腰をすえて取り組むものとを区分けして臨んでもらいたいと思います。
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July 10, 2007
深刻な学力の低下
毎年可能な限り私立中学校へ足を運び、実際の校舎、教室などを拝見し校長先生はじめ多くの先生方とお話しをする機会を大切にしています。その中で、なかなか目には見えなかった部分や認識が足りなかったことも浮き彫りになります。
普段の学習指導ももちろん大切なわけですが、その子の人生にとって大きな影響を与えるかも知れない学校選びもまた重要なことです。近年の教育現場は子ども達の変化に適応し、短いサイクルで変化を遂げています。それほど子どもに対して真剣勝負を挑んでいるわけです。この「子どもの変化」についてお話ししたいと思います。
どの学校でも共通なことは子どもの学力の低下です。実際に入試問題を解き、その結果を分析するとさまざまなことが見えてくるようです。

(記事の内容とは関係ありません)
■国語 長い文章を読むのに時間がかかり、問題全体まで手がつけられない受験生が出ている。そのため、長文の文字数を削減する学校も出ています。また、漢字やことわざ慣用句と言った知識での得点率は高いものの、自分の言葉で表現する記述では得点率がぐっと下がります。つまり、実際に使うことのできる語句・知識が少なく、それを文としてまとめていく力が低下していることです。確かに最近の小学校では夏休みに読書感想文や観察日記などを提示しない場合は多いようです。
■算数 文章問題の得点率の低下と動き・変化のあるものに対する得点率の低下が際立っているようです。つまり、これは算数の学力低下以上に上記の国語に含まれる要素によるものと考えられます。具体的には計算や単純な問題は高い得点率なのですが、長い速さの文章題や図形を移動させたり、自分で作図をしてその軌跡を求めたりすることです。文章が早く正確に読めないこと、作業が上手にできないことのようです。確かに三角定規や分度器、コンパスの使い方がどうもぎこちないようです。
■理科 物理分野の計算系がのきなみ低下しているようです。てこ、てんびん、ふりこ、滑車、輪軸、電気、音と光が特にそのようです。原理や考え方を重視する単元の理解力が低下し、生物や化学など覚えるものは高得点のようです。
■社会 国語と同様に、文章題形式で読み取らせ、自分の言葉でまとめさせるような形式だとのきなみ得点率が低下します。ところが、知識の穴埋めのような単純な出題には適応します。さらに、地理・歴史・政治の融合問題のようなものもうまく適応できないようです。
この傾向は多くの学校で共通する事柄です。つまり詰め込んだ受験向けの知識での得点は積み上げられても、根本的などうして?なぜ?と言った考察的な出題や読み取り、自分の考えでまとめるという力が低下しているようです。
こう考えていくと、1年生~2年生までの2年間は学習の習慣付けがキーワードです。決まった時間に机に向かうこと、漢字、計算はていねいで確実な取り組みをする。鉛筆の持ち方、ノートのとり方も同様にこの時期に確実に身につけておきたいものです。しかも、この2年間こそ、学習の土台を作る時期ですから、決して慌てたりせず、時間をかけ、じっくりと親も向き合って欲しいと思います。
3年生~4年生では興味・関心が広がる時期です。勉強だけでなく日常生活のさまざまな事柄への疑問や質問は可能な限り応えてあげて欲しいと思います。そして、必要ならば、さらに日曜日などを使ってお父さんも一緒に現地へ行ったり、実際に手に取ったり、あるいは家で実験をしたり物作りをしてみたりと、決していい加減に対処しないことです。短い時間で結論が出なくても、続きはまた来週とか1ヶ月間かけて月の満ち欠けを目で確認するような粘りのある取り組みが重要です。つまり、勉強で踏ん張れる子になって欲しいものです。
そして5年生~6年生では受験勉強も本格的になります。これまでの学習スキルをさらに向上させ、処理能力を高めることです。読書であれば長い書物も苦にせずに読める、自分で書く文書も徐々に長くなる、勉強する一つのタームも30分~40分程度は集中できるようになってほしいものです。1年生~4年生までの土台作りがこの2年間で大きな差となって表れます。単純な取り組みを横並びでさせてきた子は5年・6年でも伸びません。じっくり時間をかけて取り組めない子になってしまうのです。ですから、低学年では決して慌てさせず、せかさずに何かに集中して取り組んでいる時間は温かく見守って欲しいと思います。

中学受験でも入試に向けた実践力を磨く時期が6年の夏以降にやってきます。基本的に新しい単元の学習は行いませんので、この半年間の演習量はそれまでと比べても比較になりません。しかも大きな違いは意識的にも自分が合格したいという気持ちになりますから、自らどんどん取り組むのです。だからこそ、成績の面でも大きな上昇カーブを描くのです。ですから、そのタイミングを待たずにあれこれと転ばぬ先の杖を突きすぎると、最後の6ヶ月間に失速してしまうことが多いものです。

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
July 04, 2007
中学受験 合格への最短コース
中学受験において志望校へ合格するために必要なキーワードをまとめてみました。
【学力】 当然ながら問題を解き、得点を積み上げる力です。これは塾や家庭において毎週、毎月のカリキュラムと向き合い確実に身につけていきます。ここで大切なことはわかったつもりで次に行かず、本当に理解するまで曖昧な分野に対してはとことん向き合う 《ねっちっこさ》や《粘り強さ》です。原理・考え方を重視する理数系科目はこれで大きな差となります。さらに覚えるまでの反復練習(特に知識面)となります。 → まとめると・・・ 正しい考え方・解法を理解し、繰り返し復習をすることです。
【精神力】 学年、時期とともに学習する内容の難度が増してきます。文章は長くなり、問題もいくつかの単元が融合した内容に、さらに理科・社会も穴埋め形式から記述式、図式などさまざまなパターンと出会います。ここで頑張れるかどうかは逞しい精神力に関わってきます。どうしても合格したいからあきらめない! 次の試験で目標の成績をとりたいから再度チャレンジする! 今日は疲れていても1問だけでも復習してから寝よう!・・・というような強い心です。 → まとめると・・・ 普段から継続する、上昇指向の訓練をしておくことです。もちろん、これは勉強面には限りませんから、運動でも日課になることでもよいでしょう。
【体力】 やはり11歳、12歳の子どもの受験ですから後半は徐々に体力の差が出てきます。入試問題を解くようになってくると体力の少ない子はすぐに疲れて考える力が低下していきます。しかし、こんな場面でも逞しく何度も何度もできない問題に挑む子は、実は体力が存分に備わっている子なのです。 → ・・・ まとめると、まだまだ適度な運動や体力を向上させる時間を確保しておくことが望ましいと思います。

健全な精神は健全な肉体に宿ります。
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
June 28, 2007
中学受験 調べて身につく
言葉がわからないと文章も上手に読みこなせません。しかもこのことは国語に限ったことではなく、近年の入試問題では理科や社会も長い読みものやデータ分析と言った傾向も多々見られます。つまり、語彙力が全教科の礎になっていることになります。
先日もお話しをさせていただきましたが、「・・・おのおのを答えなさい・・・」という設問では「おのおの」という言葉の意味が分からないとか、時代の変化と学力の低下を痛感します。どこかで一度でも国語辞典を使ってこの言葉を調べておけば、このようなことにはならなかったはずです。
同様に社会では瀬戸内海にどうして造船所や石油精製工場が多いかなども、ただ単に「交通の便がよいから」と答えてしまいます。ご存知の通り、瀬戸内海は中国・四国山地に囲まれ、夏も冬も季節風の影響を受けにくく、そのため雨が少なく温暖なわけです。温暖少雨は多くの人手を集めやすく輸送にも障害が少ないのです。さらに海を囲む立地のため、石油を運ぶタンカーが寄港しやすく完成した船を海に出すことも容易だからです。このことは、説明する活字だけを追っていても正しくは理解できません。実際に地図帳で見て、地形とその特長を確認することで、その後一生に渡って忘れない記憶につながります。理科でも同様です。特に植物や昆虫では、百科事典や図鑑で見て確かめることで、その特長や色、形などと言った部分まで確認できます。そして、これもまた映像と活字の両面できちんとした知識として認識されます。
←大自然の玉川学園
身の回りにはいつも 【国語辞典】【地図】【百科事典】【図鑑】といったツールを準備しておくとよいでしょう。そして、できるだけインターネットでの検索よりもこちらをお勧めします。それは同時に関連性のある事柄を習得できる可能性が高いからです。
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
June 26, 2007
望ましい自然体で
私達大人はわが子が勉強で間違えている場面に遭遇すると、徹底的に復習や演習を行って苦手にならないようにと配慮します。これは誰よりもわが子に愛情を注ぐ表れからです。ところが、この思いが強すぎると、段々と子ども達がいやになってくることもあります。
つまり、勉強の一方通行が始まるからです。ここは本来、わが子が問題あるいは説明を欲するまで待つことが望ましいのです。もちろん、誰もがそんな行動をとれるわけはありません。よって、この行動がとれるよう促す必要があります。それが「気付き」になるわけです。

まちがいに気付く、できるようになるためにはきちんとした理解が必要だと気付く、本当に理解したかどうかはある程度の問題演習が必要だと気付くようにしてあげることです。この取り組みが親にはやっかいなことになります。手間のかかることになります。もちろん時間もかかります。
しかし、勉強も水の流れと同様に自然体が望ましいのです。つまり、急ぐあまり、動力ポンプを使って無理に低いところから高いところへ水を送ろうとすると、延々と先までポンプを使い続けないと結局は水は逆流します。しかも、スイッチは永遠に切れません。ところがある程度の時間はかかるものの、自然に沿って低いところへ流れる水は何もしなくてもいずれ大海につながっていくものです。何か、正しい勉強にも似たことのようです。
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
June 22, 2007
中学受験はプロセス重視で
小学生の学習では考え方を大切にします。例えば算数の立体の切断であれば、切断面を探る作図では同じ面上にある点と点は結べるものの、そうでないものは結べません。そのため、見えない面を延長し同一面上まで延長してから点と点を結びます。その作業を終えたところで、切断面の形が見えてきます。ところが、結果を急ぐ子は作図よりも頭で覚えている形を当てはめようとします。正六角形?正方形?長方形?と言った具合に答えから戻るような発想をする子が増えています。つまり、この問題はきっとあのパターンだからあの答えだろうと言った様子です。これでは何を学んでも本物の学力にはなりません。
考え方をきちんと理解せずに単に演習量を増やしていくと、パターン演習的な当てはめ型の学習になる場合があります。近くにいる大人もそんなアドバイスを与えることもあります。「ほら、この前やった問題でしょ!線分図を描いて、差を見るんでしょ!」という具合です。これでは本来の学習とは大きくかけ離れていくばかり。どんどん考えない子になってしまいます。

「なるほど、そうなんだ~」とか「へ~!初めて知った!」という会話が聞こえることが小学生の理想的な学習ではないでしょうか。今日の少年はこんなことを言って帰りました。「今日で立体の切断がわかったよ!」と。でも、こうなるまで何度も何度も作図のルールを話し、そして自力で完成するまで練習をしたのでした。
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
June 15, 2007
中学受験 大和魂
先日 TV番組で日本サッカーの変遷について特集を放映していました。
日本サッカーの父と呼ばれる人がドイツ人のクラマーです。東京オリンピックに向けた強化のため日本に招聘されたクラマーは特別に用意された洋式のホテルには滞在せず、初日から選手と同じ和室の旅館でご飯に卵、魚に糊と言った生活を選択したそうです。
選手の個性を知らずしてチームを強くはできないと、常に選手と生活を共にしたそうです。そして、夜には必ず部屋の見回りをし、布団をかけてあげたりする繊細な配慮が選手の信頼につながったそうです。
クラマーは来日する前、日本の武士道を学び、「大和魂」について最も興味を持ったそうです。ところが来日して選手に接してみると、足が痛くて走れないとか、もう動けないと言ったように最初は魂のかけらさえ感じなかったそうです。
しかし、選手と生活を共にし、常に基本に忠実な練習をとことんするうちに、徐々に選手の心も動き、チームもレベルアップしていったそうです。
「右の足が痛かったら左の足でボールを蹴る」
勉強も同じです。この方法で解こうとしても答えが導き出せないようなら、別な解法で取り組んでみる。
そして常に忠実な練習を心がける。計算、漢字そしてていねいに読み、ていねいに書く、まるで受験勉強の基本を確認したように思いました。
そうしてその「大和魂」を持った選手達がメキシコオリンピックで銅メダルをとった時も、観客席にはクラマーの姿があったそうです。「試合後あれほどまで精魂使い果たした選手達を見たのは、後にも先にもメキシコオリンピックで銅メダルをとった日本サッカーチームだけだった」と言い残しています。
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June 12, 2007
小学生としての学習のベース
社会は4年生~5年生の夏までは『地理』を学習します。5年の秋以降は『歴史』に入ります。そして、6年の春以降は『政治』になります。全体的な入試傾向としては社会の中心は『歴史』に比重がかけられています。残りを『地理』と『政治』で分けているところが多いようです。
さて、子どもたちの傾向ですが、年々『地理』を嫌う子が増えています。確かに『歴史』のようにストーリー性が少なく、『政治』のように覚える領域が狭いわけでもなく、なかなかつかみどころがないのかも知れません。さらにもう一つの原因を感じています。以前「地図が読めない○」という本がヒットしましたが、地図が読めない子が増えていることもまた事実です。特に、地名から索引でページ数、方向、位置を確認して探し出すことにとても手間がかかります。しかし、PCの▲マップだとわずか数秒でマウス一つで探し出すことが可能です。
携帯電話の普及などで人と人との直接的な関わりが減少し、人間関係がとても希薄になりました。そして、PCその他の普及などによってアナログ的な学習の手段も激減しました。辞書で言葉を調べる、地図で場所を探す、百科事典で調べたい事柄を探求することがとても減っています。さらに三角定規やコンパスを使うこともおぼつかない子も増えています。コンパスで軽く円が描けないようです。三角定規を使って平行線を引くことも上手にできません。つまり、その用途によって使うツールを選択する、そのツールによって調べ方、探し方を変えるさまにアナログ的な取り組みが苦手になってきているようです。いや、単に慣れていないのでしょう。
これらのことは私達塾の指導者に限らず、多くの私立学校の先生方も同じ認識のようです。そして、これら本来であれば小学生の時期に当たり前に習得しておくべき事柄でもあり、本来は塾でもあるいは受験用の参考書や問題集にも載っていないこともたくさんあるのです。だからこそこれらの分野に焦点を当てる入試問題も実際に見られます。
まずは学校の学習、教科書の内容をきちんと定着させておきたいものです。何か、受験勉強は塾でやればいいんだ、というような風潮が子ども達から感じられます。しかし、前述しましたように、ベースは学校での6年間の学習です。決してないがしろにはしてほしくないと思います。小学生にとって知っているつもり、知っているふりほど怖いものはありません。
ご家族の団欒のとき、食事のとき、何気なく学校での授業の様子を聞いてみてください。意外に驚くようなことが日々繰り返されていることもないとは言えません。修正はお早めに。
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
June 08, 2007
中学受験 勉強の回り道
子ども達の学力を伸ばすためにはただやみくもに問題演習にあたらせたり、何度も何度も書かせたりするような作業に近い取り組みでは深い定着にはなりません。まずは普段から考える訓練が必要です。しかも、答えが求められるか否かに限らず、探求すること、調べること、空想すること、工夫することなど、学力を支える土台からしっかりと築き上げましょう。

すぐに完成する城壁は風や雨にもろくすぐ崩れてしまいます。しかし、土台からしっかりと素材や工法も考えながら築くことは場合によっては一生のものに成りうることもあるものです。結果を急ぎ過ぎず、じっと子ども達が一生懸命に取り組む姿を見守りましょう。ちょっとの失敗や挫折も経験です。勉強の回り道も今のうちです。そうすると子ども達も勉強の最短コースを探すようになっていくものです。
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
June 01, 2007
中学受験の準備
このところ小学校3年生の親御さんからのご相談が増えています。その様子は周りの子が大手進学塾に行きはじめ、早く塾に通うようにと勧められたものの、こんなに早い時期から塾に通わなければならないのかという疑問が多いようです。
最近は小学校受験も中学受験も早期教育という動きが加速しているため、誰よりも早く、他の子よりも早く準備を始めようとする動きが顕著です。ところが、早ければよいのかというと、実はそうではありません。特に中学受験では小学校6年間の最後に迎える受験ですから、万が一1年生から始めたとするとなんと6年間も受験勉強をしなくてはならないのです。これは今の高校受験や大学受験以上の長丁場になりますが、6年間も頑張れる子など皆無なのです。
低学年は将来の受験勉強の準備を家庭において始めることが大切です。何でもかんでも専門家に任せればよいというわけではありません。小学校1年生~3年生までは「読み書き算盤」と呼ばれる、音読をしながら本や文章をていねいに読むこと、そして文字や漢字をていねいに正確に書くこと、また計算は暗算、筆算、検算などがきちんとできること。これら学力のベースになる取り組みが最も重要になります。
私はこれら家庭学習のご相談にお応えしています。わざわざ毎週毎週たくさんの時間塾に通わなくても、身近に専門医のような相談窓口を置き、定期的に家庭学習のチェックをしてもらうことをお勧めします。そして、実際に塾に通い始めるタイミングは子ども一人ひとり異なります。一般的には4年生の2月が主流ですので、それまでの準備期間を有効に活用して欲しいと思います。
まずは、身近な専門家を探し早めにご相談にあたることがよいでしょう。家庭学習の準備、志望校、受験体制などについてご相談のうえ、塾に通うタイミングもご相談してみてください。
投稿者 yoshinori_y : 12:00 PM | コメント (0)
May 24, 2007
中学受験 夏までにやっておくこと
5月もあと1週間あまり、そろそろ夏を意識した過ごし方を始めましょう。それでは具体的な準備をご説明します。それではまずは次の質問からどうぞ!
■1週間の生活・学習計画 --------------------------------------------------------
①毎週毎週のスケジュールを立てていますか? → yes , no
②毎週のスケジュールを見直していますか? → yes , no
③計画は自分で立てさせていますか? → yes , no
④計画通りにいっているときはほめるようにしていますか? → yes , no
⑤計画作りや反省では的確なアドバイスを与えていますか? → yes , no
⑥時間の管理ではサポートを惜しまずにしていますか? → yes , no
⑦わが子を信じて付き合っていますか? → yes , no
⑧子どものスケジュールに親の影響を及ぼしていませんか? → yes , no
⑨勉強が先、自由時間が後になっていますか? → yes , no
⑩家族がわが子のスケジュールを把握していますか? → yes , no
さて、結果はいかがでしょうか?
■分析一覧-------------------------------------------------------------------
10点満点! → ちょっとは抑えましょう!無理は禁物です!
9点! → あと一歩で満点です! 今の段階でこの成果は素晴らしいものがあります!余力を持ちながら夏まで行きましょう!
7点・8点 → まずまず合格です。これから夏までの間、修正箇所をちょっとずつ確認していきましょう! そして夏には9点以上を目指しましょう!
5点・6点 → もう少し、意識を高めて臨みましょう! 今の修正が夏に大きな実を結びます。もっともっとわが子を応援しましょう!
3点・4点 → 親子二人三脚の紐がほどけはじめています。もう一度、一つひとつを親子で確認しておきましょう。今度の土・日はお父さんも交えて家族会議です。テーマは『夏までの我が家の課題』です!
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
May 22, 2007
中学受験 成績を上げるための我慢
今年、どの学年も模擬試験が増えました。大手の進学塾やテスト塾で開催されるテストは昨年以上の頻度で実施されます。しかし6年生の場合まだ全体の学習が終了していない段階で試験を受けることになります。あるいは、他の学年でもそれぞれの塾でまだ学習していない領域の出題も考えられます。よって当面は履修範囲に限って解く、あるいは見ることが必要です。
数週間後には詳細にわたる分析データが送付されてきます。そして、実は誰よりも気にしているのが子ども達です。それでは、そんな子ども達のためにも、どうすれば成績が上げられるのか少しだけヒントをお話ししてあげたいと思います。

●学習内容の定着フローチャート
①導入(考え方、解法の導き方、作図の仕方など) → ②例類題(実際の問題に対応する) → ③演習(必要な項目別、ジャンル別の演習を行う) → ④復習(間違えた問題を再度解きなおす)
ここで大切なことは、どんなに素晴らしい塾で、どれほど有能な先生に導入をしてもらっても、③の演習が中途半端だと学習内容の定着には至りません。しかも、自分の力で解ききることで本当の理解につながります。ところが実際はどうでしょうか。すぐにヒントを要求したり、あるいは大人に誘導されて答えにたどり着いたりと、最後まで自力でたどり着く場合が意外に少ないかも知れません。
そしてもう一つ、③の演習で間違えた問題は何度も自力で正解にたどり着くまで解きなおすことです。なんとなくできた!とか、たまたま合っていた!あるいは解法を丸暗記していた!と言ったような場合は要注意です。同じ○でも、偶然の○でしかありません。
自分の力だけで答えにたどり着くことが成績を上げる最も重要なキーワードになります。そんな領域や問題をどんどん増やしていきましょう!本当にわかったかどうかは自分自身でしかわかりません。
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
May 18, 2007
中学受験 前期 2クールの目線
中学受験のカリキュラムがはじまり3ヶ月が経ちました。そして、5月からは新しい3ヶ月のタームに入ります。2月~4月は新しいカリキュラムに慣れ一定の学習リズムと生活習慣を身につけることが最も大きな目標でした。
そして5月~7月までのタームは学習サイクルの回転数を上げ、演習量を増やすことが大目標です。そして、その取り組みがそのまま40日間の夏休みに直結します。つまり、この3ヶ月間の回転数が上げられれば、夏でも自由時間がきちんと確保できるということです。逆にこの時期に学習のペースが上げられないと、夏休みは50日間もあっても復習が終わりません。

さあ!まずは毎日の生活を一定させ、必ず決まった時間に机に向かうように頑張りましょう!・・・やはり、我慢比べです。
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
April 28, 2007
ランクイン!
4月上旬発売の、中学受験の入門書 『合格への最短コース』(しののめ出版)が、新宿・紀伊国屋書店本店にてランキング3位に入りました。(4月18日調べ・学参部門)
心より御礼申し上げます。これからもよろしくお願いします。

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
April 26, 2007
GWの過ごし方(4年生編)
4年生のGWの過ごし方についてお話ししましょう。
まずは、旅行ですね。地図を片手に日本の地形の特徴に触れる機会を設けましょう。また、昆虫図鑑、植物図鑑、スケッチブックを片手に森に入りましょう。どんどん足下を探ってたくさんの生きものに触れる機会を設けましょう。そして、体のつくりや葉の特徴など、そのまま絵に描いておくとよいでしょう。
算数は先取りをしておきましょう。5月の先の範囲に目を通しておくとよいでしょう。また、「線分図」がいろいろな種類でも自由に書けるようになっているかの点検も忘れずに。2本・3本・4本も苦にならないで書けるようにしておきましょう。
それでは、楽しいGWになるように、計画的に過ごしましょう!
遊ぶときは遊ぶ! 勉強するときはする! メリハリをもっていきましょう。

↑ 『合格への最短コース』をご紹介される、日本女子大附属中学校☆日本女子大附属中学校
椎野先生
国語は漢字の点検です。2月からの学習量もだいぶ多かったはずです。その中でも日常会話で使うものを選び、再度チェックが必要です。忘れているものはもう一度覚え直しましょう。
・読み → 意味 → 筆順・とめ・はね → 短文作り → 3回 練習 です!
家の中での勉強は午前中に、午後以降はどんどん外出し、身の周りの環境に足を入れておきましょう。
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
April 25, 2007
GWの過ごし方(5年生編)
5年生のGWの過ごし方をご説明しましょう。
まずは、GW明けに大手の模擬試験が実施されます。そのため、新5年生のカリキュラムをここまででまとめておきましょう。まずは、算数です。「数の性質」「規則性」「植木算」「図形」の再点検です。教材の解き直し、テストのまちがい直しを再度行いましょう。
そして、これからどんどん「割合」が増えていきますので、今のうちに実際に買い物に出かけ、売買損益や濃度のことを体感しておくとよいでしょう。
続いて国語です。やはり、この間に1冊程度の本を読んでおきたいと思います。題材は今年度の入試問題に出典されたものは読みやすいものがありますので、ご参考まで。
・重松 清
・森 絵都
・小川洋子
・あさのあつこ
・高槻成紀
・日高敏隆
などの作品を手にとり、興味を引くものから読むとよいでしょう。

↑読書の勧めをお話しされる 日本女子大附属中学校 ☆日本女子大附属中学校椎野先生
そして、ぜひ森林浴をしながら森で読書はいかがでしょうか。5月・6月は植物が最も酸素を排出する時期です。1日森に入っているだけで心も脳もリフレッシュされます。また、足下を見れば多くの昆虫達が生息しています。昆虫図鑑や植物図鑑、さらにはスケッチブックを片手に親子で森に入りましょう!
このような体験が実際に入試に大きく役立ちます。正しい昆虫を選ぶ、植物の正しい葉を選ぶことなど、実体験を探る出題は増加中です。
親子で共通の書物を読み、それぞれ感じたこと、思ったことは話し合うGWはいかがでしょうか。
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
April 24, 2007
GWの過ごし方(6年生編)
いよいよGWがやってきます。ところが中学受験生、特に6年生は終日遊びほうけるわけにはいきません。それは、GWが終わるとそろそろそうまとめの準備に入るからです。
つまり、2月~4月はスタート期(受験学年としての新たなペース作り)、5月~7月は最後のカリキュラム期(ここでカリキュラムは終了)、そして8月~10月が広く浅い総点検期(4教科苦手分野の克服と知識の総点検)、11月~1月が入試対策完成期(志望校の過去問題演習と弱点補強)という各3ヶ月タームで目標を絞って取り組むことが望ましいのです。
そこで、このGWのテーマは次の通りとなります。
○算数の復習・・・「速さと比」「相似形」を軸に多くの演習を積みます
○理科の予習・・・これからやってくる「物理」分野の準備をしておきます
○その他・・・森林浴でフレッシュな酸素を吸収しておきましょう。また、この期間で1冊程度の本を読んでおきましょう。また、身の回りの自然にたっぷり触れておき、植物、生物の様子も目や手に触れておくことです。
勉強はAM勝負です。PM~夕方は自由時間でもよいでしょう。しかし、夜はきっちりと勉強を続けることです。5月からは算数も理科も最高難度に入りますので、気力、体力を養っておきましょう。
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
April 20, 2007
学校の勉強をないがしろにしない
中学受験を考える場合こそ、実は小学校の学習をおろそかにしないことが大切です。それは、入試問題もほぼ難度の面ではピークを迎え、あとは重箱の隅を突くような出題か、またはいろいろな作業をさせてみるかという方向性になってくるからです。
たとえば算数です。
・作図 ・・・ 図形を移動させる軌跡を描く(平行移動、回転移動など)、切断による切り口を描く、
展開図を描く、グラフを描く、コンパスを用いて作図など
つまり、小学校で教えてくれる大切なことを生かすものがあるということです。しかも、塾で教えにくい
ものです。(コンパスの作図は直前に練習しますが)
・理科 ・・・ 観察(植物や生物の種類)、実験器具の扱いなど
これもまた、実際に手に取ったり、実際に行ってみたりすることを通して学ぶものです。これも結構増えています。
・社会 ・・・ 地図の見方、書き方など
・国語 ・・・ 自分の言葉で書くことなど
小学校低学年からの取り組みの成果のような気がします。学校の授業内容はきちんと身につけておきたいものです。
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March 26, 2007
勉強の山全体を見せてあげる
子どもにとって本来の仕事は遊ぶことです。しかし、そんな小学生に中学受験勉強をさせるのは並大抵なことではありません。きっと、どのご家庭においてもこれが最大の過大なのかも知れません。
もちろん中には自ら行きたい中学があって、合格するためならとがんばる小学生もいるでしょうが、それは決して多くはないでしょう。ほとんどが親の方で敷いたレールに乗せて、前からグイグイ引っ張り続ける場合ではないでしょうか。
しかし、面白いもので子どもは順応性が高いため、いつの間にか毎週、あるいは毎月のリズムができてくると勉強が苦にならなくなってくるものなのです。もちろん、人並み以上に無理やり勉強をさせている場合は除きますが。ただし、これは常に一定の学習量に取り組んでいる場合です。
ところが最近の傾向は、段々学年とともに習い事をセーブして、勉強量は徐々に増やしたいと希望する親御さんが増えています。でも、子どもは前述した通り遊ぶことが仕事です。それなのに、徐々に勉強量を増やされたらたまったものではありません。それどころか親に対して不信感を持ってしまいます。
結局、成績のよい子は決して勉強時間が長いとは限らないのです。○○がやりたいから・・・と、勉強を圧縮して集中できる子が、実は成績上位者に多いのです。そのため、段々勉強が増えてきそうだ・・・とか、いつになったら終わるのだろうか?というイメージを持ってしまうと勉強に対して不安を抱くものです。
いつも、子ども達にはその日、その週、その月の勉強全体を見せておくことが大切です。それをどのように進めるかは本人と相談です。いつも全体を見ている子は要領もよくなってきます。ところが、その都度その都度、細切れで指示され続ける子は、意外に集中力が浅いものです。
山は下から見上げるとある一面しか見ることができませんが、頂上に立つと全体が見下ろせます。勉強も常に全体を見せてあげたいものです。
↓麻布中学校のリニューアルされた食堂

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March 21, 2007
勉強の骨組み作り
年々エスカレートする中学受験、益々学習量が増え、塾の拘束時間も増すばかり。このままでは単に体力と気力が続く親子だけがその栄冠を勝ち抜くように思われます。
しかし、12歳の受験には小学生なりの特徴があります。一つはピークをどこに持っていくか、そのバランス曲線を慎重に見極め、2月1日の入試日にもってきます。しかし、最近では5年秋、あるいは6年夏の段階で失速してしまう子ども達がいます。結局、受験に耐えうる体と心そして頭の骨組みができていない状態で、ただ単に演習量を増やすことばかりの重さに押しつぶされたのです。この場合、受験に臨めないばかりか、勉強が嫌いになってしまい、心まで病んでしまいます。
それが、もはや4年生でも見られます。これは由々しき問題です。勉強は本来楽しいものです。楽しく学んでこそ本物の学力になります。
入試に向けて演習量を増やすのはそれぞれタイミングがあります。いつも一定のペースでは進めません。4年~5年にかけて正しい学習法とスケジュール管理に注力しましょう。勉強の骨組みがしっかりすれば、演習は楽に増やすことができます。
結果を急がない、ゆとりを持った学習を心がけたいものです。

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March 18, 2007
中学受験とテスト
今週はテスト週間です。嫌がる子、楽しみにする子、それぞれです。そこで、テストの目的と種類についてお話ししたいと思います。
テストには大きく分けて2種類のものがあります。その一つは毎月あるいは毎週のカリキュラムチェックテストがあります。これは短期的なスパンで習熟度を確認、弱点を分析し早めに復習をする目的のために実施されます。
また、もう一方は6年から始まる志望校合格に向けた合格判定テストです。範囲は総合範囲、量も多くテストによっては私立中学校の教室を借りて実施されますので、本番さながらのものです。この目的は名称の通り、実際に志望する学校に合格できるかどうかの可能性を探るものです。さらに場慣れのためです。いくら塾内での試験で結果が出せても本番でも同じ結果が出せなければ合格はできません。
塾によっては毎週実施されるところもあります。ただし、決してテストのための勉強にならないことです。あくまでテストは弱点を分析し早めに手当てをするため、および場を踏むためのものだとご理解ください。そのため、わずか1回のテストの結果だけで一喜一憂はせず、的確な分析と今後の学習に生かすことが先決です。(「一喜」の褒めることはどんどん行いましょう!)
やりっ放し、受けっぱなしにならぬよう、しっかりと復習をしておきましょう。
中学受験を目指す親子のための入門書 『中学受験 合格への最短コース』(しののめ出版)が4月上旬発売されます!詳しくはこちら
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
March 12, 2007
中学受験・国語の力を支える言葉
先週の授業で・・・「つぎ」って何?と子ども達。そう、「つぎはぎ」を知らない子がほとんどです。
中学受験にとどまらず【国語】がとても重要視されています。つまり文章を読むこと、考え方を文字で表現することはどの教科にも共通です。ところが、子ども達を取り巻く環境の変化に伴い、精神年齢の低下をはじめ、語彙力の低下が顕著です。そこで、いかにこの語彙を増やしていくのかをお話ししましょう。
■聞くこと■
子ども達の話しをよく聞いてあげましょう。すると、言葉の使い方がおかしいとか、単語ばかりで文になっていないとか、そんな記憶はありませんか? 話しの最後までじっくりと聞いてあげることで、頭の中でどんな言葉を使おうか、言葉と言葉ををどうやってつなげるか考えます。接続語を利用したり比喩を用いたりと、子ども達に考えながら話しをさせてみてはいかがでしょう。
■身に付けること■
読めない、意味がわからない言葉に出会ったら必ず辞書で調べましょう。面倒でも自分で調べることで深く記憶にとどめることができます。辞書には例文や絵があったり、用法も覚えられます。
■読むこと■
本はたくさんの知識を与えてくれます。1冊の本から莫大な言葉やものの考え方、見方を学ぶことができます。1週間に1日程度は本をじっくりと読むゆとりが大切に思います。そして、1冊の読書が終わったらどんな内容だったのか、どのように感じたのかを聞いてあげるとよいでしょう。
■書くこと■
日記、手紙、感想文、観察記録、レポート・・・ 子どもは自ら文章を書くことで言葉の使い方を考えます。その頻度が高くなると、活用を気にしたり言葉を修飾したりするようになります。この積み重ねがとても大切に思います。
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March 06, 2007
中学受験・ペース配分
模擬試験も入試も試験時間は40分~50分が標準です。そして、この時間内に、4教科合計で約6割以上が得点できないと中堅の学校も合格は厳しいというのが現実です。
そのために、多くの受験生が3年生あるいは4年生から塾に通い始めます。そして、この4年間ないしは3年間で多くの学習領域を学び、さまざまな知識と考え方を身につけていきます。ところが、近年騒がれている子ども達の学力の低下に伴い、受験勉強をする子ども達への負荷は毎年毎年確実に増加しています。テキスト以外のプリントや宿題、頻繁に実施されるテスト、そして成績順でクラスが変わったり、あるいは席順が変わったりと、いわゆる偏差値偏重主義の塾も少なくありません。
しかし、どんな受験生にも平等に与えられる条件があります。それは入試日に合格ラインを越えれば志望校に合格できるということです。つまり、たとえ4年生や5年生あるいは6年生の前半に成績がよくても、入試本番できちんと結果を出さないと志望校には合格できないということです。
あまりに結果を急いだために、入試まで持たずにその途中で失速する子がいます。その前に親が失速してしまうこともあります。マラソンでもラストスパートに強い選手もいれば、はじめから一定のペースでコツコツ走る選手もいます。しかし、先日の琵琶湖マラソンのように、最初から飛ばし気味で走ったり、暑さでリタイヤする選手が少なくありませんでした。
中学受験でも子どもそれぞれの「ペース配分」がとても大切です。
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
March 02, 2007
3つの 「わからない」
子ども達の学習において、「わからない」には厳密に次の3種類があることをご存知でしょ うか。
1 パッと見で 「わからない」と答える場合・・・
算数だと図形が入り組んでいたり、文章題が長くて読むだけでも大変そうだったり、文章とグラフと表 を見比べないと問題が解けなかったりというように、第一印象で難しそうと思っただけで 「わから ない!」と答えます。
2 作業を伴わない 「わからない」の場合・・・
問題文も読み、設問の意味も理解しました。ところが、図や式も書かず、頭の中だけで解き進めようと 考え、でも途中でその糸が絡み合い、その結果 「わからない!」と答えます。
3 本当に 「わからない」場合・・・
問題文も何度も読み、図や式、あるいは表も書き計算もしました。ところが、どうもすっきりとした答え にたどり着かない。そして、このような取り組みを幾度か繰り返した末に「わからない!」 と答えます。
もうおわかりでしょう! そうなんです! 子どもの「わからない」に惑わされてはいけな いのです。つまり、上の3番目の「わからない」場合のみ、手を差し伸べても構わないので す。ところが、優しさのあまり、上の1番目、2番目でつい手を差し伸べたりすると、実は子どものために ならずに、単に甘やかしたことだけになってしまうことが多いのです。
子どもの「わからない」への対応は慎重に。
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
February 27, 2007
「する」と「させる」の違い
中学受験のレールに一度でも乗ると、やれカリキュラムチェックテストだ、模擬試験だと否が応でもテストの細かな結果シートが送られてきます。そのシートには高校・大学受験以上に細かい分析結果がカラフルに表記されています。
得点、平均点、順位、偏差値、問題別平均点、そして志望校別順位から合格可能性数値に至るまで、我々が見てもよくできているものだと関心するほどです。ところが、このようなサイクルが続いていくと、いつの間にか、テストのための勉強つまり得点をあげるテクニックの習得や単なる暗記のスパイラルに入る場合が多いのです。確かに短期的には得点がアップすることもありますし、やった甲斐を実感することもできます。
でも、生涯につながる学習の入り口になるわけですから、学ぶ楽しさや、面白さ、それが徐々に少なくなり、言い換えると乾いた勉強になることは本来望ましくはありません。このことが、仮に志望校合格という結果につながったとしても、次の目標を見失い、中学・高校での学習にプラスに作用しないことが実際にはあちこちで起きているのです。このことはとても残念なことです。
勉強は自分のため、将来のために自ら「する」のです。決してテストのためだけ、志望校に合格させるためだけに「させる」のは避けたいものです。
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
February 20, 2007
「わかる」と「できる」の違い
子ども達に勉強を教えていて、「わかる?」と聞くと、「わかる!」と答えます。そして、確認で問題をさせてみる時に、「できる?」と聞くとまた「できる!」と答えます。
ところが、必ずしもできるとは限りません。つまり、子ども達がわかったと思っていても、その類似問題や同じ単元の問題が解けるとは限りません。ここに大きな境界線があります。そのため、本当に理解しているかどうかを確認してからでないと、問題の演習をさせてもまた説明に戻ることになってしまいます。
ご家庭でも同様だと思います。子ども達が理解したかどうかは、よくお子様の目の動きや表情を見てください。また、できるかどうかは実際に問題を解かせることで確認ができます。
そのため、勉強に際しては「わかる?」と「できる?」という質問はしないことです。どんな子どもでも
「大丈夫?」と聞くと、大丈夫でなくても「大丈夫!」と答えるのです。
さらに続きは こちらから
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
February 19, 2007
中学受験・2007年度中学入試結果
受験情報機関の調べによると、2007年度の首都圏内小学6年生は約30万7千人弱の卒業生見込みで、そのうち中学受験生は約5万数千人と見られ、受験率は約16.5%で昨年に比べ3千人近くの増と推定されるようです。
これが合格率にも反映しており、男子は約77%前後、女子は約97%前後との推定です。つまり、どこにも合格できなかった受験生が単純計算上6千人前後と見られます。さらに、一人あたりの平均受験校数も昨年より0.5校も増え、平均6.7校近いと推定されるようです。(集計には公立一貫校は含まず)

調査機関によってデータの差異はあるとしても、本当に厳しい受験だったと言えます。
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
February 15, 2007
中学受験・学習計画と生活計画
中学受験の塾では2月から新学年のカリキュラムが始まります。これに伴い、前の学年以上に学習量が増えたり、学ぶ領域が広くなったりで、いずれも消化不良になる場合が考えられます。そのため、まずはこの3ヶ月間で自分の学習ペースをつかむことが大切です。それにはまず理想的な計画が必要です。
●家での学習時間帯(1週間 曜日別)
●食事や休憩時間帯
●自由時間帯
●お風呂や就寝準備の時間帯
●読書の時間帯
●就寝時間
●起床時間
●塾や習い事の時間帯
●学校の時間帯
●その他

これらの項目を明記し、いかに家庭学習の確保ができるか、あるいは効率よく学習ができるかを見極めます。そして、毎週日曜日の夜は週の反省会を行い、計画の修正をしながら、自分に合った1週間の計画を完成させましょう。ただし、完成形に至るまで数ヶ月はかかりますので覚悟をしておいてください。