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October 17, 2007

木の上から降りていかない

 夏の暑さが遠のき徐々に冷え込んできる季節になると、受験生を抱える親御さんの気持ちも段々と冷え込んでくることがよくあります。「成績のよい子のお母さんは心配はないんでしょうね~」とうらやむお母さんもいらっしゃいますが、例えば偏差値という一つの物差しでご説明すると、偏差値が65以上の子の場合、いくら頑張ってもすぐに70にはならないのです。それどころかちょっと苦手な分野がテストに出たり体調を壊したりするだけであっという間に60になったりあるいは55になったりするものです。そのため、親も子も常にこの偏差値呪縛にとりつかれることがあるのです。つまり、成績のよい子もそうでない子もそれぞれに悩みはあるものです。

 これからは周りの子と比べるとか、ちょっと小耳に挟んだ受験情報の一つや二つに過敏に反応しないことです。我が家は我が家、うちの子はうちの子というスタンスでどっしりと構えて過ごしましょう。お母さんがいつも家の中で太陽の存在であることが望ましいのです。しかし、その役を演じるための努力は並大抵なことではありません。たとえ偏差値が10下がろうが、勉強中にウトウトするわが子を見ても、落胆しないことです。親の狼狽は子どもに伝染します。

 「親」は木の上に立って見ると書くそうです。つまり、子どものいるところまですぐに降りて行き、子どもと同じ土台で接しないということなのでしょう。いつも客観的に見られる高い位置から冷静にわが子の様子を見守ると言うことを表しているのでしょう。

 中学受験を通して「子離れ」の訓練です。

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投稿者 yoshinori_y : October 17, 2007 12:00 AM

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