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August 08, 2007
中学受験 柔軟な考えと工夫Ⅰ
小学生の算数は抽象的なものを具体化することです。そして、そのために「線分図」や「面積図」「グラフ」「樹形図」やいろいろな図や表を用いて学んでいきます。そしてそこから考え方や解き方を確認していきます。そのため、「なるほど~」とか「そうなんだ~」・・・と言った驚きや感動を体感するのも算数の面白さです。いかに手を使って目に見えるものに置き換えていくことが大切かを学習していきます。
『数の性質』では書き出して調べることできまりがわかり、規則性を見出します。
(例) 1~200までの整数の中で、「5で割れば3あまり、3で割れば2あまる数」は( )個あります。
(女子学院中 改編)
5で割って3あまる数・・・3、8、13、18、23、28、33、38、43、・・・
3で割って2あまる数・・・2、5、8、11、14、17、20、23、26、29、32、35、38、・・・
これから二つの条件に共通する数は、8、23、38、・・・と15の等差数列で出てくることがわかります。
よって、求める数は 8+15×□≦200 より、□=0~12の合計13個となります。
※数の循環、いろいろな数列
① 1÷7=0.142857142857142・・・ → (142857)のくりかえし
② 7を100回かけたときの一の位の数字の求め方 → 7×7=・9、7×7×7=・・3、7×7×7×7=・・・1、7×7×7×7×7=・・・・7、7×7×7×7×7×7=・・・・・9 ・・・ → (9、3、1、7)の くりかえしで、100÷4=25 このくりかえしがちょうど25回だから、求める答えは 7。
③
・1、3、5、7、9、11、13、15、・・・(等差数列)
・1、2、4、7、11、16、22、29、37、46、・・・(階差数列)
・1、4、9、16、25、36、49、64、81、100、・・・(平方数の数列)
・1、8、27、64、125、216、343、・・・(立方数の数列)
・1、1/2、1/4、1/8、1/16、1/32、1/64、・・・(等比数列)
『場合の数』では基本がツリーによる書き出しです。順列でも、小学生の場合は先に公式を与えず、まずは書き出してそれぞれが同じになることを確認した上で積の法則を説明します。
(例)A三、B美、C雄の3人の並べ方
A-B-C、A-C-B、B-A-C、B-C-A、C-A-B、C-B-Aの6通り。計算では □(3通り)□(2通り)□(1通り) → 3×2×1=6通り
(例)A三、B美、C雄、D太、E子、F恵の6人の並べ方 6×5×4×3×2×1=720通り
『速さ』でも線分図を上手に用いると旅人算や流水算と言った単元で威力を発揮します。さらにダイアグラムを用いると旅人算も相似形に置き換えて解くこともできます。
そんな小学生特有の考え方、解き方がたくさんあるものです。中学受験を通して、このような感動と驚きをたくさん味わってもらいたいと思います。そして勉強が楽しいものなんだという気持ちを大切にしてほしいと思います。
☆【2007年 中学入試 国語入試問題 出典一覧】は こちらから
投稿者 yoshinori_y : August 8, 2007 12:00 AM