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July 03, 2007
楽しくなければ学校じゃない!
夏休み前の学校説明会がピークを迎えています。どの学校も複数回開催で、あちこちのイベント会場でも説明を聞くことができる時代になりました。本当に便利な時代です。
しかし、学校に求めることっていったい何でしょうか? もちろん人それぞれだと思いますが、大学の合格実績やカリキュラム、受験指導なども重要視されていますが、根本的なことを再確認したいと思います。
つまり、中・高校生が毎日6年間楽しく通うことがまずは大前提ではないのでしょうか。中学受験が終わったかと思えば、新中1の春休みから課題が出され、遊ぶ暇もなくまた勉強。さらに、入学と同時に今度は通信教材まで勧められ、気がつくと中学受験以上のノルマが子ども達を押しつぶそうとしています。これが現実です。問題は子ども達自身が自ら要求しているかどうかにあります。でも多くの場合は知らず知らずの間に子どもたちの可能性や個性を摘み取っている現実が見えていないようです。気がつくのは子ども達に目に見えるトラブルが生じた時です。
新宿の男子校の校長先生はいつも声を大にしておっしゃいます。「楽しくなければ学校じゃない!」と。先日取材で訪れた男子御三家の校長先生も強い口調でおっしゃっていました。「子どもの宝物を奪わないでほしい」と。さらに過日は世田谷区内女子校の校長先生が塾の先生に向けてメッセージを発信されました。「中学受験で豊かな子どもの将来を摘み取らないで欲しい。受験で燃え尽きるような指導だけはしてほしくない」と。場内から思わず拍手が沸きあがりました。そして、今日、神奈川の女子校でのお話です。「うちは6年間の皆勤賞、精勤賞が7割以上です。生徒が楽しく通う学校です」と。つまり6年間で遅刻、早退、欠席が3日以内という子が大勢いるという事実です。まさにこれが学校本来のあるべき姿ではないでしょうか。今日は強く胸を打たれました。
いよいよ中学受験も新しい時代が見えてきたように思います。やはり、子どものための受験でなければ日本の将来はありません。
投稿者 yoshinori_y : July 3, 2007 12:00 AM