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June 22, 2007

中学受験はプロセス重視で

 小学生の学習では考え方を大切にします。例えば算数の立体の切断であれば、切断面を探る作図では同じ面上にある点と点は結べるものの、そうでないものは結べません。そのため、見えない面を延長し同一面上まで延長してから点と点を結びます。その作業を終えたところで、切断面の形が見えてきます。ところが、結果を急ぐ子は作図よりも頭で覚えている形を当てはめようとします。正六角形?正方形?長方形?と言った具合に答えから戻るような発想をする子が増えています。つまり、この問題はきっとあのパターンだからあの答えだろうと言った様子です。これでは何を学んでも本物の学力にはなりません。


 考え方をきちんと理解せずに単に演習量を増やしていくと、パターン演習的な当てはめ型の学習になる場合があります。近くにいる大人もそんなアドバイスを与えることもあります。「ほら、この前やった問題でしょ!線分図を描いて、差を見るんでしょ!」という具合です。これでは本来の学習とは大きくかけ離れていくばかり。どんどん考えない子になってしまいます。

画像2007.06.06 002.jpg

 「なるほど、そうなんだ~」とか「へ~!初めて知った!」という会話が聞こえることが小学生の理想的な学習ではないでしょうか。今日の少年はこんなことを言って帰りました。「今日で立体の切断がわかったよ!」と。でも、こうなるまで何度も何度も作図のルールを話し、そして自力で完成するまで練習をしたのでした。

投稿者 yoshinori_y : June 22, 2007 12:00 AM

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