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June 20, 2007

中学受験 時代の変わり目

 今日は都内のある女子校に行ってきました。麻疹で延期となっていた保護者対象学校説明会と塾向けの説明会を同時開催すると言う初のイベントでした。ホール1Fは保護者、2Fが塾関係者でした。相変わらず熱心なお父さんもちらほら、平日の猛暑の中、足を運んでいました。校長先生はじめ、担当の先生方も保護者ならびに塾関係者に同じ目線で話しをされ、とても共感の持てる説明会でした。


 その中で、校長先生が話されたことをお伝えします。「私立学校のよさは独自の教育を実践するところにあります。社会の変化に伴い、子ども達には多くの期待と結果が求められています。しかし、子どもは幼くなっているため、中学・高校でも同じスタンスで子ども達に向き合ったら子ども達は間違いなくつぶれてしまう。だから私達は私達にできることを実践するだけです。それは子どもたちを信じることです。さまざまな教員がいて、個性的な授業を行っても、常に子どもを信じることだけは貫き通しています。そして、自分が自分でいられる場所、自分を大事にする場所であり続けたい。この考えにご賛同していただく親御さんにご支持いただければ幸せです。そしてそれがたくさんでなくても私達は選んでいただいた方々に可能な限りの教育を実践します。」

 
 さらに、途中で塾関係者だけが別室に通され、さらに力の入ったメッセージを頂戴しました。「日本の教育はまさに変革期を迎えました。そしてこの不安定な社会の中で教育に携わる心ある人々が、一人でも多くの子どもたちを支え、中学受験だけで可能性を摘み取ったり短いスパンだけの結果でものの良し悪しを判断するようなことだけは避けていただきたい。人には開花する時期がそれぞれあります。全員が中学受験で開花するとは限りません。この点をどうぞ、ご理解いただき、子どもたちに接していただきたい。」
終了後は自然に場内から拍手が向けられていました。私達にこのようなメッセージを投げかける学校は多くありません。

 
 終了後、ご多忙な時間を割いていただき、30分ほど校長先生と直接お話しをさせていただきました。まさに時代の終わりに差し掛かっているとおっしゃっていました。50年というサイクルのちょうど転換期であり、正しい方向へ戻していかなければならない。でも今はこのことに気が付いている人が少なく、とても厳しい局面を迎えているが、必ずやってきます。今は、その準備をしっかりとしておくこと。本当に子ども達のためになることを長い目で見極めることが急務だと思いますと静かに語ってくださいました。


 本当に子ども達のためになること、改めて考えさせられました。

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投稿者 yoshinori_y : June 20, 2007 12:00 AM

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