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June 29, 2007
中学受験 気付くこと
今日はちょっと厳しい話しをすることにしました。と言うのも、受験学年にしてはまだまだ気持ちの中に甘えがあり、やらされている印象と面倒くさい感覚が強いことを感じたからです。
中学受験は実際本当に大変な内容を学びます。大人も顔負けの知識や設問もたくさんあります。よって、単なる詰め込みだけでは対応できない範囲も多く出題されます。そのため、なぜそうなのかという観点での学習ができていないとうわべだけの答案になってしまいます。しかし、今 私学が要求している生徒像とは、多くの知識を習得している生徒以上に、学ぶ意欲と姿勢の見える子なのです。これは答案、特に記述に表れます。よって、採点は大変ですが記述式の入試問題を継続している理由の一つでもあります。
成績を上げるためには本気で復習や問題演習に取り組まなくてはいけない。このことにまちがいなく気付いたようです。これは大きな収穫です。このことは将来にわたって大きな影響を及ぼす第一歩だったかも知れません。今日は二人で1時間ほどこんな話をしました。そんな彼を支え続けているご両親、ご家族の心遣いにも気付く時です。決して当たり前ではなく特別なんだということ。自分はたくさんの人に支えられているから受験勉強に取り組めるということにも。
7月・8月はもっとたくさん気付く毎日にしたいと思います。そしてそのことが勉強への意欲・関心につながるようにと期待しています。
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June 28, 2007
中学受験 調べて身につく
言葉がわからないと文章も上手に読みこなせません。しかもこのことは国語に限ったことではなく、近年の入試問題では理科や社会も長い読みものやデータ分析と言った傾向も多々見られます。つまり、語彙力が全教科の礎になっていることになります。
先日もお話しをさせていただきましたが、「・・・おのおのを答えなさい・・・」という設問では「おのおの」という言葉の意味が分からないとか、時代の変化と学力の低下を痛感します。どこかで一度でも国語辞典を使ってこの言葉を調べておけば、このようなことにはならなかったはずです。
同様に社会では瀬戸内海にどうして造船所や石油精製工場が多いかなども、ただ単に「交通の便がよいから」と答えてしまいます。ご存知の通り、瀬戸内海は中国・四国山地に囲まれ、夏も冬も季節風の影響を受けにくく、そのため雨が少なく温暖なわけです。温暖少雨は多くの人手を集めやすく輸送にも障害が少ないのです。さらに海を囲む立地のため、石油を運ぶタンカーが寄港しやすく完成した船を海に出すことも容易だからです。このことは、説明する活字だけを追っていても正しくは理解できません。実際に地図帳で見て、地形とその特長を確認することで、その後一生に渡って忘れない記憶につながります。理科でも同様です。特に植物や昆虫では、百科事典や図鑑で見て確かめることで、その特長や色、形などと言った部分まで確認できます。そして、これもまた映像と活字の両面できちんとした知識として認識されます。
←大自然の玉川学園
身の回りにはいつも 【国語辞典】【地図】【百科事典】【図鑑】といったツールを準備しておくとよいでしょう。そして、できるだけインターネットでの検索よりもこちらをお勧めします。それは同時に関連性のある事柄を習得できる可能性が高いからです。
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June 27, 2007
勉強の目的を考えよう
中学・高校であまりに多くのテストや模試を受けすぎると、知らず知らずの間にテストのための勉強に陥ることがあります。そのため、テストがないと勉強をしないというサイクルが出来上がってしまいます。
昨日 高3の女子に勉強の目的を聞きました。すると、受験で合格するためと答えました。そのため、段々と無機質な勉強になっていたようです。学ぶ楽しさを感じなくなっているようです。しかし、彼女には大きな目標があります。英語の通訳になりたいという目標です。しかし、だからと言って、単に英語だけ勉強していればいいのかといえば実はそうではないわけです。
イギリスであればイギリスの歴史や文化、さらには国民性や流行と言ったように、どんどん枝に分かれていきます。そんな関連立てた勉強を探していって欲しいと思います。

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
June 26, 2007
望ましい自然体で
私達大人はわが子が勉強で間違えている場面に遭遇すると、徹底的に復習や演習を行って苦手にならないようにと配慮します。これは誰よりもわが子に愛情を注ぐ表れからです。ところが、この思いが強すぎると、段々と子ども達がいやになってくることもあります。
つまり、勉強の一方通行が始まるからです。ここは本来、わが子が問題あるいは説明を欲するまで待つことが望ましいのです。もちろん、誰もがそんな行動をとれるわけはありません。よって、この行動がとれるよう促す必要があります。それが「気付き」になるわけです。

まちがいに気付く、できるようになるためにはきちんとした理解が必要だと気付く、本当に理解したかどうかはある程度の問題演習が必要だと気付くようにしてあげることです。この取り組みが親にはやっかいなことになります。手間のかかることになります。もちろん時間もかかります。
しかし、勉強も水の流れと同様に自然体が望ましいのです。つまり、急ぐあまり、動力ポンプを使って無理に低いところから高いところへ水を送ろうとすると、延々と先までポンプを使い続けないと結局は水は逆流します。しかも、スイッチは永遠に切れません。ところがある程度の時間はかかるものの、自然に沿って低いところへ流れる水は何もしなくてもいずれ大海につながっていくものです。何か、正しい勉強にも似たことのようです。
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
June 25, 2007
中学受験 子どもに戻る日
学校に半日程度いると思わず自分もその学校の生徒になってような気になってしまいます。教室、廊下、体育館、部室、そして職員室や先生までが身近な存在になってきます。チャイムが鳴るとすぐにで外に出て体を動かしたくなったり、昼休みもお弁当もそこそこでみんなでボールで遊んだり、放課後は遅くまで部活で汗を流し、同志たちと一緒に道草をして返る毎日。とても懐かしく感じられます。なぜか、勉強よりも先生や友達、部室や部活と言ったことの方が印象が深いものです。
当時もいた名物先生。そんな名物先生の影響で地学が面白くなり化石や岩石をいじったり、前衛的な授業を通して子ども達に音楽の楽しさを教えてくれた先生。この先生の影響で小学生のころから音楽にはまる人生が始まったのです。
今日は 【学校の魂 百マデ】 第2回目の取材を行いました。川崎市多摩区西生田1-1-1 そこは東京ドーム10個分の森が広がる学園です。校長先生は理学博士、思わず白衣に袖を通して熱弁をふるっていただきました。また学校の真髄に触れた気持ちです。乞うご期待!
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June 22, 2007
中学受験はプロセス重視で
小学生の学習では考え方を大切にします。例えば算数の立体の切断であれば、切断面を探る作図では同じ面上にある点と点は結べるものの、そうでないものは結べません。そのため、見えない面を延長し同一面上まで延長してから点と点を結びます。その作業を終えたところで、切断面の形が見えてきます。ところが、結果を急ぐ子は作図よりも頭で覚えている形を当てはめようとします。正六角形?正方形?長方形?と言った具合に答えから戻るような発想をする子が増えています。つまり、この問題はきっとあのパターンだからあの答えだろうと言った様子です。これでは何を学んでも本物の学力にはなりません。
考え方をきちんと理解せずに単に演習量を増やしていくと、パターン演習的な当てはめ型の学習になる場合があります。近くにいる大人もそんなアドバイスを与えることもあります。「ほら、この前やった問題でしょ!線分図を描いて、差を見るんでしょ!」という具合です。これでは本来の学習とは大きくかけ離れていくばかり。どんどん考えない子になってしまいます。

「なるほど、そうなんだ~」とか「へ~!初めて知った!」という会話が聞こえることが小学生の理想的な学習ではないでしょうか。今日の少年はこんなことを言って帰りました。「今日で立体の切断がわかったよ!」と。でも、こうなるまで何度も何度も作図のルールを話し、そして自力で完成するまで練習をしたのでした。
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June 21, 2007
待たせる子ども 待てる親
夏を前にご相談も増えてきました。その中で気がついたことがあります。それは学年とともに、もうここまできたからと、最後の半年間、1年半を我慢させる親御さんが予想以上に多いことです。目の前のわが子が連日連夜に渡って塾で莫大な演習量をこなし、さらには帰宅後またさらに復習と宿題と、自分達にも出来ないほどの学習量かも知れません。そして、「わかってはいますが、それだけやらないと合格しないから・・・」です。つまり、今の勉強が志望校に合格するためだけの手段になっているということなのです。勉強は単なる手段なのでしょうか?いいえ、それは大きな間違いです。勉強は生きていくために必要なことですから、間違ったとらえ方をすれば生きていくことに影響を及ぼす重大な問題につながります。
つまり、何もかも犠牲にし、子どもたちの許容量を越える受験をしてしまうと、必ずその後で大きな傷跡を残します。精神的あるいは肉体的にも、取り返しがつかないことにもなりかねません。もう一度、原点に戻りましょう。目の前のわが子はいったい何のために勉強しているのでしょう。人はいつになっても学習を続けるのはなぜでしょうか。その先に答えが見えてくるはずです。
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今日の授業ではこんな場面を見て嬉しくなりました。辞書を片手に「ええと、『定義』とは概念の内容を限定すること。えええ!?『概念』?? ええと・・・事物の本質をとらえる思考の形式~!『本質』!?『本質』とは・・・あるものをそのものとして成り立たせているそれ独自の性質・・・」とまあ、ネットサーフィンではなく言葉サーフィンです。大人の辞書で言葉を調べても説明が難解で、さらに言葉を調べていかなければわからないのが現実です。ざっと、これだけでも十数分かかります。しかも、このように自分で言葉サーフィンが出来る子は意識の高い子に限られます。多くの子は途中でまあいいやとボードから下りて海から上がってしまうでしょう。このようなサーファーでは、大きな波には乗れません。その日一番の波に乗れる子は、じっと沖で待てる子です。こういう子こそ、本当の意味でのサーフィンの楽しさを体で満喫することでしょう。
待たせる大人と待つ子どもは避けたいものです。
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
June 20, 2007
中学受験 時代の変わり目
今日は都内のある女子校に行ってきました。麻疹で延期となっていた保護者対象学校説明会と塾向けの説明会を同時開催すると言う初のイベントでした。ホール1Fは保護者、2Fが塾関係者でした。相変わらず熱心なお父さんもちらほら、平日の猛暑の中、足を運んでいました。校長先生はじめ、担当の先生方も保護者ならびに塾関係者に同じ目線で話しをされ、とても共感の持てる説明会でした。
その中で、校長先生が話されたことをお伝えします。「私立学校のよさは独自の教育を実践するところにあります。社会の変化に伴い、子ども達には多くの期待と結果が求められています。しかし、子どもは幼くなっているため、中学・高校でも同じスタンスで子ども達に向き合ったら子ども達は間違いなくつぶれてしまう。だから私達は私達にできることを実践するだけです。それは子どもたちを信じることです。さまざまな教員がいて、個性的な授業を行っても、常に子どもを信じることだけは貫き通しています。そして、自分が自分でいられる場所、自分を大事にする場所であり続けたい。この考えにご賛同していただく親御さんにご支持いただければ幸せです。そしてそれがたくさんでなくても私達は選んでいただいた方々に可能な限りの教育を実践します。」
さらに、途中で塾関係者だけが別室に通され、さらに力の入ったメッセージを頂戴しました。「日本の教育はまさに変革期を迎えました。そしてこの不安定な社会の中で教育に携わる心ある人々が、一人でも多くの子どもたちを支え、中学受験だけで可能性を摘み取ったり短いスパンだけの結果でものの良し悪しを判断するようなことだけは避けていただきたい。人には開花する時期がそれぞれあります。全員が中学受験で開花するとは限りません。この点をどうぞ、ご理解いただき、子どもたちに接していただきたい。」
終了後は自然に場内から拍手が向けられていました。私達にこのようなメッセージを投げかける学校は多くありません。
終了後、ご多忙な時間を割いていただき、30分ほど校長先生と直接お話しをさせていただきました。まさに時代の終わりに差し掛かっているとおっしゃっていました。50年というサイクルのちょうど転換期であり、正しい方向へ戻していかなければならない。でも今はこのことに気が付いている人が少なく、とても厳しい局面を迎えているが、必ずやってきます。今は、その準備をしっかりとしておくこと。本当に子ども達のためになることを長い目で見極めることが急務だと思いますと静かに語ってくださいました。
本当に子ども達のためになること、改めて考えさせられました。

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
June 19, 2007
中学受験 授業参観の巻
今日はちょうどよい機会だからと、お迎えにいらしたお父さんにY君の授業風景をご覧いただきました。普段は○○なことを言っているY君も、さすがにお父さんが横に座ると普段と様子が違います。ほどよい緊張感の中で授業を受けていました。
塾はある意味、子ども達にとっての聖域です。よほどのことがない限り、親が教室の中に入って来たりあるいは授業の様子を見ることはありません。ですから、急にお母さんがお弁当を届けに教室に入るものなら、その子は顔を赤らめてお母さんを追いやるのです。それほど、ここは子ども達の世界なのです。そう、学校とは違う同じ目的を持った同志達なんですね。
以前は母親教室と言うお母さんに勉強を教える講座も行っていました。しかし、年々塾での丸抱えや質問は塾にという風潮もあってか、あまり勉強に携わらない親御さんも増加したのでしょう。しかし、子ども達がどれほど難しい学習をしているのか、どんな試験問題でつまづいたのかの認識は必要でしょう。この共通認識こそが、子ども達を安心させて勉強に取り組める環境作りの第一歩だと思うのです。
「そうか、こんなに難しいことをやっているんだ」という思いで子ども達に接するだけでも心の負担は軽減されます。親が全面的にサポートできないから塾に向かわせるわけです。できないから塾に来るのです。わからないから塾の先生に聞くのです。だからこそ、一つでも理解できた時、大きな喜びを持って迎えてあげたいものです。決して今日は何をやったのか、授業でできたのかどうか、試験の結果はどうだったのか、知り合いの子の様子はどうだったのかなどを執拗に尋問してはいけませんね。益々口を閉ざす子どもになってしまいます。そうではなく、日々の小さな成功体験が大きな成績の向上と志望校合格へとつながっていきます。その目線で子ども達の小さな成功体験を探しましょう。まずは、ノートです。一生懸命に眠い目をこすりながら書き写した板書の問題、できなくてさぞかし辛かっただろうに頑張って模範解答を写し、すぐに自分でも再チャレンジした形跡が残っていたり、ノートは子ども達のその日、その時のストーリーが記されています。「よくできたね!」と先生からコメントをもらっていることだってあります。しかし、その逆もあるでしょう。苦しい時、困った時には支えてあげる、頑張っている形跡がわかればしっかりと誉めてあげましょう。自分のノートをしっかりと見て誉めてくれるお母さん、お父さんを子ども達は絶対の信頼で見つめます。
ということで、月に一度は授業参観のような場を設定したいと思った次第です。Y君、怒らないでね!趣旨をご理解くださいね。
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June 18, 2007
中学受験 女の子の特長
中学受験において女子と男子に分けて言えば、断然女子が有利です。その最も大きな要因は精神年齢の高さにあります。よって、もちろん個人差はあるのですが、おしなべて口数も手数?も今や小中学校では女性上位のようです。そのため、共学校では男子と女子の定員数を分けている学校があります。つまり、半々だと圧倒的に女子が勢力?を発揮してしまい、天下は女子のもののようになってしまうわけです。
そして受験勉強においても課題の目的と的確な指示を出せば、あれこれ文句は言うものの、コツコツと取り組むのは圧倒的に女子に多いようです。ところが、じゃあ、これで安心かと言うとそうでもないのです。まず内容面です。真面目に取り組むものの形式が優先し、内容がいまひとつということもなくはないです。そう!わかったつもりで進むようなことです。つまり、課題はきちんとていねいにノートにやっているものの、どうも成績につながらないような場合です。こうならないようにするためにも、適宜内容のチェックをしてあげることです。
それからもう一つ、女子には男子ほどの瞬発力がありません。(もちろん、個人差もありますが)そのため、早い時期からコツコツ取り組んでいかないと、6年の後半で男子に追い越されやすいということです。
だからこそ、やや厳しい目で指示とチェックをしてその習慣を早い時期につけさせなければならないということです。
このような点でやはり暗記物なども女子が有利です。きっと、絶対学習時間数は生涯にわたって女性の方が男性より多いのだろうと考えるわけです。
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June 15, 2007
中学受験 大和魂
先日 TV番組で日本サッカーの変遷について特集を放映していました。
日本サッカーの父と呼ばれる人がドイツ人のクラマーです。東京オリンピックに向けた強化のため日本に招聘されたクラマーは特別に用意された洋式のホテルには滞在せず、初日から選手と同じ和室の旅館でご飯に卵、魚に糊と言った生活を選択したそうです。
選手の個性を知らずしてチームを強くはできないと、常に選手と生活を共にしたそうです。そして、夜には必ず部屋の見回りをし、布団をかけてあげたりする繊細な配慮が選手の信頼につながったそうです。
クラマーは来日する前、日本の武士道を学び、「大和魂」について最も興味を持ったそうです。ところが来日して選手に接してみると、足が痛くて走れないとか、もう動けないと言ったように最初は魂のかけらさえ感じなかったそうです。
しかし、選手と生活を共にし、常に基本に忠実な練習をとことんするうちに、徐々に選手の心も動き、チームもレベルアップしていったそうです。
「右の足が痛かったら左の足でボールを蹴る」
勉強も同じです。この方法で解こうとしても答えが導き出せないようなら、別な解法で取り組んでみる。
そして常に忠実な練習を心がける。計算、漢字そしてていねいに読み、ていねいに書く、まるで受験勉強の基本を確認したように思いました。
そうしてその「大和魂」を持った選手達がメキシコオリンピックで銅メダルをとった時も、観客席にはクラマーの姿があったそうです。「試合後あれほどまで精魂使い果たした選手達を見たのは、後にも先にもメキシコオリンピックで銅メダルをとった日本サッカーチームだけだった」と言い残しています。
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June 14, 2007
中学受験 『学校の魂 百マデ』
『学校の魂 百マデ』(イッツコミュニケーションズ 1年まえ組サイト内)
このたび hotline(ホットライン)とイッツコミュニケーションズの共同企画、「学校の魂 百マデ」が始まります。中学受験における学校選びはとても重要なポイントです。中学・高校は思春期という多感な時期を迎えます。そのため、子ども一人ひとりにどれだけの思いと時間をかけて付き合えることができるかが大きなテーマです。子ども達が楽しく一生の思い出となるよう、心豊かな先生方、生涯の友人とたくさんの経験を通して成長できたらどんなに幸せでしょう。
そんな思いからこの企画が生まれました。学校って何でしょうか。改めて学校の原点を考えてみたいと思います。少しでもご参考になれば幸いです。
第1回目は「麻布中学校 麻布高等学校」です。
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June 13, 2007
中学受験 男の子の特長
男子の特長はその心の優しさにあります。そして、誰よりも人のためにという部分が特長です。家族のため、友達のため、そして恩師のためにとことん付き合ってくれたり、手助けをしてくれたりと。この心の優しさは決して中学受験というステージだけではプラスに発揮されるとは限りません。せめて国語の物語の読解において高い感受性を発揮するぐらいでしょうか。
しかし、長い人生で言えば社会に出たときからその才能は大きく発揮されます。昨今のニュースでは個人の私利私欲に走ったために起きた事件や事故、あるいは不可抗力を働かせて力ずくで人や物を動かした後には必ずそのしっぺ返しがあるものです。これらの背景には成長のどこかでこの心の優しさを否定するような何かがあったのだろうと推測します。
男の子の心の優しさは日本がさらに国際的にも発展していく際の一つの武器になるのではないかと密かに期待しています。だからこそ、中学受験で摘み取らないように注意したいものです。
今回も卒業生の男子大学生数人が塾の手伝いをしてくれます。本当に嬉しいことです。
← 中学受験 『合格への最短コース』より・・・男の子は打たれ強くないので、ほめて伸ばしましょう。・・・
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June 12, 2007
小学生としての学習のベース
社会は4年生~5年生の夏までは『地理』を学習します。5年の秋以降は『歴史』に入ります。そして、6年の春以降は『政治』になります。全体的な入試傾向としては社会の中心は『歴史』に比重がかけられています。残りを『地理』と『政治』で分けているところが多いようです。
さて、子どもたちの傾向ですが、年々『地理』を嫌う子が増えています。確かに『歴史』のようにストーリー性が少なく、『政治』のように覚える領域が狭いわけでもなく、なかなかつかみどころがないのかも知れません。さらにもう一つの原因を感じています。以前「地図が読めない○」という本がヒットしましたが、地図が読めない子が増えていることもまた事実です。特に、地名から索引でページ数、方向、位置を確認して探し出すことにとても手間がかかります。しかし、PCの▲マップだとわずか数秒でマウス一つで探し出すことが可能です。
携帯電話の普及などで人と人との直接的な関わりが減少し、人間関係がとても希薄になりました。そして、PCその他の普及などによってアナログ的な学習の手段も激減しました。辞書で言葉を調べる、地図で場所を探す、百科事典で調べたい事柄を探求することがとても減っています。さらに三角定規やコンパスを使うこともおぼつかない子も増えています。コンパスで軽く円が描けないようです。三角定規を使って平行線を引くことも上手にできません。つまり、その用途によって使うツールを選択する、そのツールによって調べ方、探し方を変えるさまにアナログ的な取り組みが苦手になってきているようです。いや、単に慣れていないのでしょう。
これらのことは私達塾の指導者に限らず、多くの私立学校の先生方も同じ認識のようです。そして、これら本来であれば小学生の時期に当たり前に習得しておくべき事柄でもあり、本来は塾でもあるいは受験用の参考書や問題集にも載っていないこともたくさんあるのです。だからこそこれらの分野に焦点を当てる入試問題も実際に見られます。
まずは学校の学習、教科書の内容をきちんと定着させておきたいものです。何か、受験勉強は塾でやればいいんだ、というような風潮が子ども達から感じられます。しかし、前述しましたように、ベースは学校での6年間の学習です。決してないがしろにはしてほしくないと思います。小学生にとって知っているつもり、知っているふりほど怖いものはありません。
ご家族の団欒のとき、食事のとき、何気なく学校での授業の様子を聞いてみてください。意外に驚くようなことが日々繰り返されていることもないとは言えません。修正はお早めに。
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June 11, 2007
中学受験と脱皮
ちょうど中学受験途中で多くの子ども達が反抗期を迎えます。それまでは一生懸命に親の期待に応えようと文句一つも言わず、じっと我慢をしながら取り組んでいた後姿がうそのように崩壊していく時期がやってきます。
親の方では一言の文句だけでも信じられないという印象を持ちますが、実際には自分達もそうでしたね。それまではあれこれ親の指示にしたがって生きてきた子どもたちも徐々に知恵と経験が、いつも自分を高いところから監視しているような親に対し、ちょっと反抗したくなる時期にささしかかるのです。そう!脱皮の時期を迎えたのです。
ちょうど5年生は受験勉強の算数と理科が難しく、これまでの通りに勉強してもなかなか進みません。試験でも思うように得点が取れません。そんな時、子どももその原因を誰かのせいにしたくなるものです。いつも通り親の指示通りにやっているのに得点が伸びないとき、それはそれは今までにない言葉を発したり、嫌な顔を見せたり、あるいは反抗的な態度をとることがあります。
しかし、それは自我の芽生えととともにやってくる成長の証でもあるのです。だからこそ、本来はそこで成長しているわが子をほめてあげるきっかけになるのです。しかし、実際にはその逆で自分に反抗するわが子にキレてしまう場合が多いものです。しかし、自然にその時期も過ぎ去っていくものです。また、ずっと押さえつけっぱなしだといつか大爆発してしまいますので、上手にガス抜きをしてあげましょう。
これもまた親が試されるのです。子どもの成長を客観的にほめられるか、じっと冷静に見守ることができるか、ここは親の度量が試されます。じっと我慢です。親子のバトルで得られるものは何もありません。それぞれの意見を尊重することは大いに取り入れましょう。しかし、親子バトルだけは避けたいものです。
子どもは日々成長しています。こんな場面もある時期が過ぎると卒業していきます。
このように何度も何度も脱皮を繰り返し、健全な状態で受験を迎えることが理想です。
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
June 08, 2007
中学受験 勉強の回り道
子ども達の学力を伸ばすためにはただやみくもに問題演習にあたらせたり、何度も何度も書かせたりするような作業に近い取り組みでは深い定着にはなりません。まずは普段から考える訓練が必要です。しかも、答えが求められるか否かに限らず、探求すること、調べること、空想すること、工夫することなど、学力を支える土台からしっかりと築き上げましょう。

すぐに完成する城壁は風や雨にもろくすぐ崩れてしまいます。しかし、土台からしっかりと素材や工法も考えながら築くことは場合によっては一生のものに成りうることもあるものです。結果を急ぎ過ぎず、じっと子ども達が一生懸命に取り組む姿を見守りましょう。ちょっとの失敗や挫折も経験です。勉強の回り道も今のうちです。そうすると子ども達も勉強の最短コースを探すようになっていくものです。
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June 07, 2007
中学受験 学校見学のポイント
●私立中学校は夏もイベントが目白押しです!
学校説明会・学校見学会・オープンキャンパス・体験授業・1日体験

などなど、この機会にぜひ学校に足を運び、実際に空気に触れてみてください。子どもたちの感覚は結構凄いものがあります。感覚的に気に入ったりあるいはその逆もあります。
それでは学校へ行った際のお勧め見学スポットは次の通りです。(事前に許可をいただくこと)
▲教室・・・実際にいすに座り、黒板を見て深呼吸! 落ち着いて過ごせるかどうか、ここのポイントは最重要です。騒音、振動、明るさなどチェックしておきましょう。子ども達が最も長い時間過ごす大切な場所です。
▲先生・・・一人でも多くの先生と話をしてみましょう。実際にわが子がお世話になることも大いにあります。どんなお考え・方針で子ども達を見守っていただけるのか、じっくりとお伺いしてみましょう。若い先生もベテランの先生もどうぞお話しください。
▲トイレ・・・最近の子ども達は清潔です。トイレ、洗面所なども子どもの選択基準ではウエイトが高いようです。意外に女子よりも男子の方がこだわります。清潔感と明るさを重視しましょう。
▲保健室・・・いつ体調が悪くなるかわかりません。そんな時、やさしくそして温かく包んでもらえる環境が整っているか、あるいは保健室の先生はどのようなお人柄なのかも確認できると安心です。念のためベットも確認です。
▲校庭・・・校庭は狭いよりも広いに限ります。昼休み、体育の授業、運動会など、多くの場面でお世話になる場所です。あまりに一般のお住まいが接近し過ぎていると要注意かも知れません。
▲図書館・・・やはり勉強の中学・高校です。実際に図書館ではどんな先生が本選びのサポートをしていただけるのか、あるいは静寂の中でどっぷりと読書に勤しめることができるのか、ここでもいすに座って1冊の本を取り出してみてはいかがでしょうか。テスト前もここで集中するはずですから。
▲職員室・・・休憩時間、テスト前、何かのトラブルの際に足を運ぶ場所です。入りやすさ、明るさ、雰囲気も大切です。でも、叱られるためには行きたくないですね。
▲学校周辺・・・部活の帰り、イベント日にお世話になるのは地元の商店街や周辺の住民の方々です。学校とのコミュニケーションがうまくとれているかも重要なポイントです。逆に繁華街や死角がないかも確認しておくとよいでしょう。駅からの通学経路、バス停からの通学経路など、平日と土・日の両方を体感してみるとよいでしょう。
では、可能な限りわが子が足を運ぶであろうエリアに行ってみましょう!
■ご参加の場合は事前に直接主催者側までご連絡の上、お出でください。
☆各校のイベント一覧はこちらから
なお、7月のイベントは6月下旬にて掲載させていただきます。(一部抜粋)
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
June 06, 2007
中学受験 6年初夏の山登り
中学受験のカリキュラム最後の山にさしかっています。算数も理科も一番難しい範囲に入っています。算数では、二次作業、三次作業が入り容易には作図ができません。理科では物理の計算分野も中学・高校の内容に直結します。
こんな時期はやらなければならないという焦りと、作業に手間がかかることで精神衛生上もよくありません。今まで以上に考え方・原理に比重をかけ、ここが理解できてから演習に入りましょう。
また、こんな時期だからこそ、見守る大人の忍耐と我慢はこれまで以上に要求されます。じっと温かく見守りましょう。山の傾斜は最も急な場面です。でも、ここを上りきればいよいよ山頂です。見渡す限りのパノラマが待っています。ここを慎重に登りきりましょう。一歩、一歩大切に踏みしめて。

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June 05, 2007
中学受験 望ましい親子関係
この時期、6年生は思うように勉強が進まないほど難しい単元が目白押し、5年生はそろそろ反抗期に差し掛かります。これまで以上にご家庭内において親子のバトルが繰り広げられる頃です。しかし、冷静に振り返ってみても、お互いに感情のぶつかり合いによって解決されることは少ないようです。目標は一つ、成績を上げて志望校に合格することなのに、ついついお互いの批判で終わる日々。「ダラダラしないで!」「早くやんなさい!」「成績を上げなさい!」という親の言葉に対し、「わかってる!今やるところだからいちいち言わないで!」「いっつもやろうと思っているとそうだからやる気が失せてしまう!」「いっつも批判ばかり!期待していないでしょ!」・・・と、こんな会話が増えているのではないでしょうか。
ここは親の方が一歩引いてみてはいかがでしょうか。親の方が子どもの土俵に上がって面と向かっても解決になりません。成長している子ども達を土俵の下から見上げることも大切です。さらに逞しくなったわが子の姿にちょっと嬉しさもこみ上げてくるかも知れません。土俵の中で相手とどのように戦うのか、ちょっと本人に任せてみてはいかがでしょうか?何度も何度も土俵から落ちる経験が、次につながるステップになります。

☆「合格への最短コース」がアップルウェイ社のHP トップページに紹介されました
☆「合格への最短コース」がアップルウェイ社の6月の本に紹介されました
投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
June 04, 2007
中学受験 週のはじまり
月曜日は1週間のスタートです。中学受験においては毎日曜日から当週のカリキュラムが始まります。よって、理想的な学習スケジュールは次のような流れになります。
(日曜日)午前までで前週の復習を終える ※夜は前週の反省会と翌週のスケジュールの作成です
(日曜日の午後~水曜日ごろ)ここで当週の学習内容の導入と確認を行います。順序は算数・国語・理科を先行させましょう。
(木曜日~土曜日)ここからは応用力と弱点補強にあたります。やり切れなかった範囲やちょっと難しい問題はここで向き合いましょう。
(日曜日の午前)最終的な算数と国語の復習です。一度間違えた問題などはここで再チェレンジです!
だいだいこのような流れで週の前半から中盤ぐらいでどれだけ理解できたか、そして週の後半では問題演習をたっぷりとできるようにメリハリをつけましょう。

投稿者 yoshinori_y : 12:00 AM | コメント (0)
June 01, 2007
中学受験の準備
このところ小学校3年生の親御さんからのご相談が増えています。その様子は周りの子が大手進学塾に行きはじめ、早く塾に通うようにと勧められたものの、こんなに早い時期から塾に通わなければならないのかという疑問が多いようです。
最近は小学校受験も中学受験も早期教育という動きが加速しているため、誰よりも早く、他の子よりも早く準備を始めようとする動きが顕著です。ところが、早ければよいのかというと、実はそうではありません。特に中学受験では小学校6年間の最後に迎える受験ですから、万が一1年生から始めたとするとなんと6年間も受験勉強をしなくてはならないのです。これは今の高校受験や大学受験以上の長丁場になりますが、6年間も頑張れる子など皆無なのです。
低学年は将来の受験勉強の準備を家庭において始めることが大切です。何でもかんでも専門家に任せればよいというわけではありません。小学校1年生~3年生までは「読み書き算盤」と呼ばれる、音読をしながら本や文章をていねいに読むこと、そして文字や漢字をていねいに正確に書くこと、また計算は暗算、筆算、検算などがきちんとできること。これら学力のベースになる取り組みが最も重要になります。
私はこれら家庭学習のご相談にお応えしています。わざわざ毎週毎週たくさんの時間塾に通わなくても、身近に専門医のような相談窓口を置き、定期的に家庭学習のチェックをしてもらうことをお勧めします。そして、実際に塾に通い始めるタイミングは子ども一人ひとり異なります。一般的には4年生の2月が主流ですので、それまでの準備期間を有効に活用して欲しいと思います。
まずは、身近な専門家を探し早めにご相談にあたることがよいでしょう。家庭学習の準備、志望校、受験体制などについてご相談のうえ、塾に通うタイミングもご相談してみてください。