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April 27, 2007
育つ学校 シリーズ
私立中学の本質をニュートラルな立場でお伝えすべく、新しい企画をケーブル・インターネット局と始めます。名付けて「育つ学校」シリーズです。つまり、学力を養うことはもちろんのこと、もう一つ大切なこの時期にどのように活力(活きる力)も養うのか、現場の先生方に直接マイクを向け、子ども達のみずみずしくエネルギッシュな情報をお伝えしたいと思います。まずは私自身の目で育つ学校に焦点を当ててみます。
☆詳しくははこちら
学校選びは中学受験にとってとても大切なことです。ところが年々エスカレートする受験ブームで学校選びの判断基準もさまざま。大学合格実績、偏差値、上昇率と言った各種数値という物差しで選択する傾向が増えています。そして、それによる大小さまざまな弊害が各学校に起きています。入ってみたら予想外の展開に大慌ての親子は後を絶ちません。それほど、中身ではなく受験情報での選別に重心が置かれています。
しかし、学校はそれぞれ違います。その中心は「人」です。「先生」です。この6年間あるいは10年間で、どれだけ多くの大人と信頼関係が築けるかはとても大切な人生の道しるべです。
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↓昼の時間は満杯になる麻布中学校・高等学校 食堂

第1回目は「自主・自由」をその中心にすえる「麻布中学校」 麻布中学校・高等学校 です。今日は麻布のOBでもある氷上校長先生と晴天の屋上でひざを交えてお話をうかがいました。
『麻布はたとえれば牧場です。広い牧場です。その中で元気に走り回る子どもたちを遠いところからいつも見守っているのが麻布です。以前、ある方が麻布をこうたとえていました。社会に出ると多くの大人は上を見て仕事をする。ところが麻布のOBは天を見て仕事をすると。そして、教師が生徒に育てられるのも麻布の特長。麻布の教師は常に生徒を信じている。たとえどんなことがあっても最後まで信じるのが麻布の教師であり、その信頼を感じ取って大きく成長するのが麻布の生徒である。またいろいろな生徒の関わり合いが一人の生徒を大きくする。だから、他人を尊重するようにといろいろな場で話している。しかしながら社会はどんどん逆行しているようだ。私学を商品化する傾向が強くなってきている。一般の商品と同じ感覚で選ぶ親御さんが急増している。さらに過保護・過干渉など、子どもを育てる環境がどんどん違うベクトルに進んでいる。教育の問題はもっと長いスパンで取り組まなければ本当の意味での人は育たない。麻布のOBの多くは将来の日本を支えていく人材になるから、まずは自分のところをしっかりとすることが今できることです』 と、謙虚にお話しくださいました。
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子どもの教育には、まさにこのことを貫き通す環境が必要だと思います。子どもと大人の信頼関係です。
投稿者 yoshinori_y : April 27, 2007 12:00 AM