February 27, 2007
「する」と「させる」の違い
中学受験のレールに一度でも乗ると、やれカリキュラムチェックテストだ、模擬試験だと否が応でもテストの細かな結果シートが送られてきます。そのシートには高校・大学受験以上に細かい分析結果がカラフルに表記されています。
得点、平均点、順位、偏差値、問題別平均点、そして志望校別順位から合格可能性数値に至るまで、我々が見てもよくできているものだと関心するほどです。ところが、このようなサイクルが続いていくと、いつの間にか、テストのための勉強つまり得点をあげるテクニックの習得や単なる暗記のスパイラルに入る場合が多いのです。確かに短期的には得点がアップすることもありますし、やった甲斐を実感することもできます。
でも、生涯につながる学習の入り口になるわけですから、学ぶ楽しさや、面白さ、それが徐々に少なくなり、言い換えると乾いた勉強になることは本来望ましくはありません。このことが、仮に志望校合格という結果につながったとしても、次の目標を見失い、中学・高校での学習にプラスに作用しないことが実際にはあちこちで起きているのです。このことはとても残念なことです。
勉強は自分のため、将来のために自ら「する」のです。決してテストのためだけ、志望校に合格させるためだけに「させる」のは避けたいものです。
投稿者 yoshinori_y : February 27, 2007 12:00 AM